『最澄と天台の国宝展』
上野いってきました。
どうも、ちょうど天台宗の開宗1200年にあたるので、最澄によるオレ画像やら経典の国宝やら重要文化財やらが公開されています。
天台信徒(実家が)で密教ファンとしてはもう行くしか。
上野の森東京国立博物館。入場30分待ち。
うそだあー。
お隣の科博のほうの『ナスカ展』ならまだしも『最澄展』すよ?仏像とかお経展にこんなに人がいんのはおかしーだろー。なんかうら若いカップルとかもちらほらいるし。
ああそか、最近ヤンジャンで『孔雀王』とか再開したしね。
ちょっとした密教ブームなのかもね。
で国宝の『伝教大師請来目録』とか生で見れるのには感動。最澄が唐から帰国時にもちかえった経典が記してある日本最古の目録書の一つで、般若経は最初梵字で持ち込まれてることなんかがよくわかります。
このへんが最澄がうっかりさんなところで、同時期に帰国した真言宗空海のほうは、ちゃんと漢訳された般若経を持ち帰ってるんです。それを知った最澄は、仕方なく帰国後不足してる分の経典を、ライバルであるはずの空海から借りて写経しました。
宿題やったノート忘れちゃって、学校来てから友達に写させてもらってるのと同じです。
あと『金剛界八十一尊曼荼羅図』とかも素敵でした。
でツチブタのシゲオとヨシコも見て帰ろうと思ったけど、
動物園方面が鬼神のごとく混んでるのでやめた。
「かわいいツチブタの映像」
チャームポイントはめしくってるところ。
係員のおじさんのやる気なさげなところと、
見てる客が途中でどんどん離れていくところがみどころ。