てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『300』

300

シン・シティ』の作者フランク・ミラー原作のビジュアルノベルを、『平成ドーン・オブ・ザ・デッド』の監督ザック・シュナイダーが映画化。それだけでもう鼻血ものですが、実際上映中に鼻血を出し、しかもなかなかとまらなくなって、ハンカチを真っ赤にしました。
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とりあえず、ストーリーはあんまりありません。CMで見たとおりです。でも、アクション映画の面白さは、アクションシーンのかっこよさおよび長さに比例すると信じてやまない中学生な自分にとっては最高の映像エンタテインメント。とにかく2時間どっぷり暴力にまみれたい方にはおすすめです。

そして『ロッキー』を観た後に、言動がロッキーぽくなるのと同様に、これを観た後、無性に「盾」が欲しくなりました。剣でも槍でもなく、円形で金属製のラウンドシールドが欲しい。それぐらい「盾を使った殺陣」が格好よかった。敵の攻撃を防ぐというより「受け流し」、その反動を利用して「当て返す」シールドバッシュは、まるで八極拳の技術論を応用しているかのように強く、美しい。

途中から『大魔界村』のソーサーみたいに盾を投げて攻撃してたから、リアリティは皆無だとは思いますけど。そして、ペルシャ軍団の『ベルセルク』っぽい人外ぶりも必見。あれはさすがにイランからクレーム受けても仕方ないなあ。『パールハーバー』で描かれた日本軍の100倍はひどい。笑える。

その後、ゲームのお仕事をしているお友達の方々と集まって肉。みんなどこの会社も大変ということがわかりましたが、そんなことよりアメリカ産牛肉解禁のおかげで骨つきカルビがかえってきました。これを食べられるなら、脳みそがスポンジになってもかまいません。