てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『PSU』 秋の季語

三連休。久々にいろんなオンラインゲームに復帰して原状確認。そういう場合、野良パーティ(ゲーム内で、そのへんにいる知らない人とパーティを組むこと)でプレイするのが最も手っ取り早い形だと思います。

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ファイナルファンタジーXI

発売当初からの廃プレイヤーであったにも関わらず、いまや完全に「親族(実兄と義姉)と連絡をとるためだけのツール」と化してはや一年。その間もちゃんと課金してたので、自分でも良いお客さんだと思います。

そんな『FF11』も、先日実装された「レベルシンク」システムによりだいぶ様変わりしたとか。「レベルが高いプレイヤーが、自由にレベルを下げることができる。」というこのシステムに因って、「いつでも誰とでもパーティを組んで遊べる」というものになってるそうです。

それって、当たり前じゃないの?と思うかもしれませんが、『FF11』に至ってはそうじゃなかったんですよね。ちょっとでもレベルが離れてしまった友人とは、もうレベルあげパーティを組めない(組めるけど、効率が悪い。)ものなのでした。

結果として、レベルの離れた友人と遊ぶよりも、レベルの近い他人と遊ぶことを優先するようになってしまいます。ただ、それは「見知らぬ相手とのコミュニケーションを強要する」という形ではあるものの、オンラインコミュニティの発展には繋がってるんですけどね。

だからこそ、「レベルシンク」システムの導入はここまで待たれたとも思われます。

そういう運営的な視点はさておいて、ユーザーとしては当然歓迎すべきシステムではありますので、その実態を野良パーティで確認しようと思ったのですが。やっぱり、野良パーティの募集がほとんどなくなってます。そりゃ、友達とパーティ組めるなら友達と組むもんね。

(ソロ・少人数パーティでの入手経験値が大幅に緩和されたってせいもあるけどね。)

しばらくパーティ参加希望を出した挙句、ようやっと外人さんのパーティに参加。あと一人メンバーがほしいってところで、「高レベルのキャラクターに声をかけて、レベルを下げて参加してもらう」ということになりました。そういう使い方もあるのねえ。

自分は赤魔道士だったので、主な仕事は「弱体魔法一式」と「リフレまわし」と「たまに精霊魔法」ってところは昔と全然変わらず。その他の外人さんも、明らかに2ジョブ目以降を育てていると見えて、かなり手馴れたものでした。雑談も多くって楽しかったです。

ていうか、新ジョブ「学者」の万能っぷりに今更嫉妬。あのハリポタメガネッ!

結論として、「レベルシンク」は、ゲーム自体に変化はもたらさないにしろ、明らかにコミュニティのあり方には影響を与えてます。既に友達や知り合いがいる人には遊びやすく、これから一人で遊び始めるような人には明確に厳しくなったようです。

「だから入手経験値緩和して、ソロでも遊びやすくしたヨ!」
って言われても、違うんだけど。まぁ、いいやみんな喜んでるし。

いわゆる無料プレイの「14日間フリートライアル」もはじまったしね。
友達誘って始める人にはちょうどいいのかも。

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ファンタシースターユニバース イルミナスの野望

ゲームショーでDSの『PSZ』を触ったせいで、ちょっとあの目押しコンボ的な感じをやってみたくなり一年ぶりに復帰。なんか、毎年10月だけ課金して辞めてるような気がしないでもない。『PSU』は秋の季語。

とりあえず、野良パーティにでももぐりこもうといろんなところ探し回ってみたんですが…いない。みんなソロで遊んでるか、友達同士の部屋で鍵かけて遊んでる。ていうか、モトゥブなんて行ったら一人っ子一人いやしない。

…新ディスク出るんだよね?

でも、なんとか鍵のかかってない人数制限もない部屋を見つけて入ってみました。「よろしく〜^^」って入ると、「よろー」と帰ってきたので、多分入って大丈夫だったんだと思います。結構、このへんの「入っていいのか悪いのか」って見極めは正直何も知りませんけど。

ただ、最初の「よろー」以外は、話すことないんですよね。あとはボスたおした時に「おつー」って言うぐらいで。直前まで遊んでた『FF11』が「連携」やら何やらで「無理矢理にも会話させる」作りだったので、その変化が印象的でした。

ただ、「コミュニケーションをとる必要がない」ってことは、裏返すと「がんばらないとコミュニケーションがとれない」ってことす。ソロで遊びやすいって言う点では評価しますが、多人数でプレイするゲームとしての評価は、その過疎具合が物語ってしまいました。

だからといって、『FF11』みたいに無理矢理会話させろとは言いませんが、せめて『PSO』ぐらいに「協力しないと開かない扉」とかあれば好かったのにね。『PSZ』では「4人揃わないと進めない扉」があったけど、それだけじゃ「ビジュアルチャット」は生かせなそう。

(『PSZ』の肝は、あのチャット機能を生かせるゲームにできるかどうかですね…。)

話は変わりますが、「アクション性」について。よくある「『PSU』と『モンスターハンター』をアクション性で比べる」っていうのはそもそも正しくないと思いますよ。前者はアクションRPGで後者はアクションゲームなので…。

ゼルダ』と『マリオ』をアクション性で比べるようなもんですから。

でも、コマンド選択方式のRPGである『FF11』に比べても、「アクション性で『PSU』が劣っている」んですよ。技術とか慣れでカバーできる要素が本当に乏しい。これはもう、運営で簡単にどうこうできるレベルじゃなくて、根本的な開発レベルの問題です。

だから、本当に運営の人には同情したいと思いました…が。

起死回生の一手とも言える「ゲームキー単品販売とWindows版 PSUソフト無料配布」について。なんでそれを「公式サイト」や「これからプレイされる方(for biginers)」に載せないの?既存プレイヤーが見る「ネットワーク運営サイト」にだけ載せても意味ないじゃん!

新ジョブとか武器とかモンスターを増やせとか、アクション面を見直せとかそういう無理なこと(開発面で、そういうの増やしたり変えたりすんのって、新規で一本コンシューマのソフトできるぐらいのコストかかるんですよ…。)は言わないけど。

サイトにバナー貼って、リンクつけるぐらい子一時間でしょう。

もし、既存プレイヤーの復帰を狙ってるなら、追加パッケージの『イルミナスの野望』も無料ダウンロードさせないと意味ないですし。そもそも、今更『イルミナス』のパッケの売上とかに期待してるとか…そういう御目出度い話なら別ですけど。

そういう運営的な面に目を瞑り、ゲーム自体をみた結論。やっぱりあらかじめ知ってる友達か、ソロで遊ぶのがいいと思いました。でもソロで遊ぶぐらいなら、オンラインでやる必要なくね?とも思いました。

そうか!だから「ストーリーモード」に力を入れてたのか!
二年目にしてようやく悟りました!