泥船てすかとりぽか

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『華氏四五一度』 病

こんばんは。ただいまもどりました。

先週末からあまりちゃんとした記憶が保てて居ないのは、もうずっと三十九度以上の熱が出たりしていたからなのです。そもそもこの自分のたいして病気がちでもないけど決して健康ともいえない人生の中で三十八度以上の熱がでたことすら片手で数えるようなものですのに。

ことの発端は先週の日曜日にはじまるところのふじみ野にあるオサレなケエキ屋さん。名前は忘れましたがとってもあまくなくておいしいモンブランミルフィーユなんかをたくさんいただいて帰ってもりもりおいしいしていたところ、全身の筋肉質がなんかだるだるになってきたので。

ネットで調べてみたらこれはもしや糖尿病ではないか。

よくよく考えてみたらケエキ食べたぐらいで糖尿病は発病したりしないのですが、そうゆうふうな考えに至っている時点でもはや兆候があったんだなぁと。寒い中スーパーまで歩いて出かけていってかって来ましたよ「蕃爽麗茶」。これで血糖値を抑えればたぶんよくなるよくなる。

なるわけねえや。家かえって熱計ったらなんだこの熱わ。チートか。

その後の記憶はあんまりもう定かではないのですが、お医者に行ってとりあえずインフルエンザではないよというお言葉をいただいて安心したり、よく考えたら安心できるような熱でも状態でもなかったりそもそも病因を何も聞いてないよとか思ったり、夜中にさらに熱があがって救急病院にまでいったり。

夜中っていうか早朝で真っ暗な病院の中には人の気配だけたくさんあったり。

ふだんは霊感のレの字もない感性が自慢のぼくが今や死神代行並みの霊圧を感じられるようになったぼくすごい。誰も居ない場所から足音が聴こえるのはもちろん、目の端っこの方に白くてなにかひょこひょこしたものがいるようになります。もちろん、その場所を直視しても何もいないわけですけど。

とはいえ、そういう商業的な類の霊の存在は信じてないので、それが霊だとか言っちゃうほど魂のステエジが高くない自分なのですが、これを見て霊だとか思う人がいても無理もないですよねーというか、九度代の幻覚症状はすごいなあとちょっぴりうきうきしていました。

豆柴「しってるー?統合失調症の人は、幻聴は聴こえるけど幻視はしないんだってー。」

しらなんだ。実在しない音や声がはっきりと聞こえることをいう幻聴の症状は統合失調症疾患の特徴だってことは知ってましたけど、実在しないものがみえるものである幻視症状は高熱などによる意識混濁状態で起きるんだそう。小動物の類が見えるのはシンナーとかアルコール中毒なんだって。

じゃあ、自分の視覚の右下にずっといる小さい宮沢喜一は何が原因なんだろう?

その後、おそらく本日にいたるまでもうずっとお布団の中でポカリスエットのペットボトル抱えながら、別の世界からきたという「シドさん」という人から、その別の世界を救うための何かの難しい計算をずっとさせられたりしてました。何のための計算かとかそういうことは考えないほうがいいと思いました。

そして、小さな宮沢喜一はやっぱりずっとそこにいて、彼が何を考えているのかだけ気になる。

そうこうしてるうちに会社から電話がかかってきて。会社?ええとあぁ…あの会社か。そうか会社だ。会社いかないとな。熱は熱は…?おぉ三十七度までさがってるなんという僥倖。いつのまにかシドさんも喜一もいなくなっていたのでとりあえず会社に行きました。

で、電車の中で読んでた本がブラッドベリの小説『華氏四五一度』。ひょんなことから未来の本を燃やす人の話。前に読んだのがもう10年以上前なので、微妙にうるおぼえな感じがからっぽの脳みそのリハビリに心地好い。乾いた痛んだスポンジ状の精神袋をやんわりと潤してくれるようなご本です。

でも、本を燃やすのって難しいんですよう。

うちの実家は田舎なので、子供の頃からよく庭で紙ゴミや木材なんか燃やしてたんですが、本だけはどんなに火が強くても中々中の方まで燃えてくれません。あらかじめ細かく千切っておいたりページの間の間まで空気が通るように棒でかき回してあげないといけないし。

中でも『コロコロコミック』の燃やしづらさはあれはもう異常。
でも『あまいぞ!男吾』は燃えるまんが。