泥船てすかとりぽか

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『スター・トレック』

スター・トレック ディレクターズ・エディション特別完全版

1979年のアメリカ映画。ロバート・ワイズ監督。
なんか未来の宇宙っぽい話。といっても派手なSFXやアクションが凄い『スターウォーズ』みたいな感じとは違って、ヒューマンドラマ的な部分が人気なのがこの『スター・トレック』シリーズ。なんだと思います。なにせ、このシリーズをちゃんと観たのは今回が初めてだったりするので。

そもそも、なんで今更『スター・トレック』とか観はじめてんのとか言われても。
そんのぐらい、今年公開の最新作がなんか面白そうなので。
『クローバー・フィールド』の監督さんらしいし。

で、今作は未来の宇宙のSFという舞台でありながら、非常に我々に身近なことがテーマになってることに関心。「組織の中の人間関係の軋轢」とか。全体の利益よりも目先の勝ち負けに執着する上長、実力が伴わないのに上昇志向ばかり強い部下、優秀なのに対人スキルゼロの技術者とか、あーいるねこういう人みたいな。

てゆか、宇宙に行くひとがそんな協調性なくてどうするよ。

そもそもこのシリーズのテーマ自体が、いろんな星のいろんな宇宙人たちの人間関係の描写を通じて、現実社会における人種差別の問題やらを扱うものらしいんです。映画史において、初めて異なる人種同士のキスシーン描写があったのもこのシリーズなんだとか。ちょっと目から鱗。

要するに『銀魂』みたいな話ってことですね。

また、そういうヒューマンドラマ要素が強いからといって、決してSFな描写が弱いわけでもないのがとてもすごいところだと思います。今作のラストらへんの「ヴィジャー」がでてくるあたりのセットとか、いかにも外宇宙的デザインというか、シド・ミードっぽくてかっけぇと思いました。

ていうか、後で調べたらほんとにシド・ミードデザインでした。

ほんっと、この人の描く人工造型物には惚れ惚れさせられます。いつ何時観ても古臭さを感じない圧倒的未来絵が描ける人ってこの人を除いてそうそういません。とりあえず、ヒゲガンダムが格好悪いとか言う人が存在すること自体、自分的には信じられない世界です。

"VISUAL FUTURIST: the art & life of syd mead"

"The Syd Mead Gundam"
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あ、次は『ブレードランナー』観よう。
(『スター・トレック』熱、終了。)