泥船てすかとりぽか

FC2ガ沈ムマエニ逃ゲダシマシタ。

『オカルト』 クトゥルー物

会社から視察という名目でチケットをくすねてきたにも関わらず、結局仕事が入っていけませんでしたワンフェス。あ、そもそもビックサイトじゃなくなって幕張メッセですか。じゃあいいや遠いから。

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オカルト

2009年の日本映画。白石晃士監督作品。DVDで鑑賞。

もうずっと白石監督の『ノロイ』みたいな映画を待ち望んでて、ついに出ましたソレっぽい映画。嗚呼、これはもうまごうことなき『ノロイ』です。ドキュメンタリーを装ってはいても、とてもそうは見えないチャチイ演出。むしろソレを狙ってやっている感じ。個人的に大好きなこの感じ。文句なしに名作です。

今回も、白石監督自身が自身を演じる映像作家が主役。

断崖絶壁の景勝地である「妙ヶ崎(どう見ても伊豆の城ヶ崎)」で数年前に発生した通り魔連続殺人事件を取材する中、その被害者の中で唯一の生存者である江野君に関わったがために、どんどんアレな感じの世界に惹きこまれて行く白石監督自身を映した物語なんですけれども。

この江野君のダメっぷりがもうリアルですばらしい。

ネカフェ難民で住むところもなく、日雇い派遣社員でその日の食にも困っているという部分はさておき。その虚言癖妄想癖、根拠のない自信に満ち溢れた物言いに何故か上から目線、お金をくれた人に対して即「オゴってやるよ」発言、自分は悪くない悪いのは全て世の中だ、俺はそのうちすごいことやってやる。

いるいるいるリアルでいるよこういう人。
そんな彼の魅力をあますことなく密着取材しつづけた120分。
幽霊?UFO?でてこねーよそんなもん笑。てゆかこれホラーじゃないですよ。

いや、本当に出てこないんで、そういうの期待されると正直困ります。その変わり、物語のキーとなるどっかの山頂にある岩が「九頭呂岩(くとろいわ)」とかいう名前なので、和製クトゥルー神話モノという扱いで問題ないと思います。吉祥寺の空に現れたぬらぬらした名状しがたいものとかもうまさに。

ヤ、ヤマツカミ

ただ、残念なことに、クトゥルーものとしては全く無名ですね本作。『崖の上のポニョ』のおかげでクトゥルー人気が盛り上がってきてるので、是非リスペクトしていきたいと思うんですけれども。いや、べつにそういううがった観方をしなくても十分面白くて怖いのでどうでもいいです。べつに無理して観なくてもいいです。

霊よりもUFOよりも、アレな人のほうがこわいよね。という映画。

『機動戦士ガンダム』 第8話

改めて見ると、あのOPテーマはいやがらせにしか聞こえてこないよね。ポール・バーホーベンの映画に出てくるプロパガンダ映像みたいな。どう考えても、ホワイトベースのクルーはそんな心境で闘ってないでしょう。「巨大な敵を撃てよ撃てよ撃てよー♪」とか。そんなこと思ってるのミライさんぐらいでしょう。

と思うぐらい、ミライさんだけマッチョ。月でワッケイン指令のマゼラン艦がゲートをふさいじゃった時なんかも、「邪魔ねアレ。ホワイトベースの主砲で排除できないかしら。」みたいなことを平然と言ってのけるミライさん。ブライトが銃向けられてる時も、「撃ちたきゃ撃ちなさい。でもね…」って相手を諭すミライさん。

基本的なスタンスが「今やらないとやられるわ、ブライト!」な超好戦的操舵士ミライ・ヤシマ