泥船てすかとりぽか

FC2ガ沈ムマエニ逃ゲダシマシタ。

『釜山』 2日目

釜山に来てから一夜明けました。11月26日(木)。

朝時間があったので、海岸沿いを散歩。波がほんとに穏やかで、湖と見紛うほどです。そして、砂浜がほんとに白い。白い砂浜は珊瑚礁の死骸からできるので、こんな寒いところで珊瑚が育つの?と疑問に思って後で調べたら、白い砂をよそからもってきて作った人工の砂浜なんだそうです。どおりで、磯臭くないわけです。

セカンドインパクト後の海って、こんな感じなのですね。

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仕事でセムタムシティの方にやってきたので、ついでに『新世界デパート』に来てみました。
なんでも、世界一大きいデパートとしてギネスに載ってるとかないとか。

とりあえず、店の前にあったクリスマスの木がデカくてパネェ。左下の人を比較対象物とすると、20メートル以上はあるでしょうか。茨城と栃木の一部地域にのみ見られる「どんどん焼き」というオブジェクトに酷似しているなーと思いました。「どんどん焼き」は藁でできた円錐状の土着的行事で、正月に火をつけて燃やします。

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中は普通にだだっ広いデパートでした。でも、ブランドショップがほとんどで、おもちゃ屋さんやゲームショップなんかはありません。この国の子供は、一体どこでおもちゃを買うんだろう…。本屋は釜山最大規模と呼ばれる書店がありましたが、大きさ的には日本の大型書店に比べて全然小さく、海外書籍の訳本がほとんどでした。

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ゲーム雑誌とか買って行こうと思ってたんですけ、その類の雑誌は全くありませんでした。そもそも、インターネットが発達してて、情報もWebサイトから得られますから、活字媒体を普及させる必要もそれほどないんでしょうかね。ちなみに漫画は『ナルト』や『ブリーチ』が人気なのは万国共通みたいです。

アニメに関しては、テレビでやってたのは『ドラえもん』と『デジモンアドベンチャー』と『アニマル横丁』だけでした。特にアニ横は、夜中ずっとエンドレスで流れてるチャンネルがあったので、相当な人気なんでしょうね。

あと、デパートのつくりとかはほとんど日本と同じでしたが、唯一違っていたのは、エスカレーターの足元の脇に、謎のブラシがついているということ。なんだろう?エスカレーターのゴミとりにしては設置位置が高く、ダイレクトに靴にあたります。靴磨きなのかなぁ。というか、靴磨きに使ってましたけど。違ってたら恥ずかしい。

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地下鉄に乗ります。非常にせっかちなお国柄がわかる場面がこのきっぷ購入。操作中に1分ほど経過すると、勝手にお金を払い戻して操作を中断してしまいます。その割にお札がなかなか機械に入りません。親切なおじさんが、「お札を左側に寄せて入れるといい」と教えてくれたので、なんとか買うことができました。ありがとうおじさん。

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地下鉄のつくり自体も日本と同じですが、座席が6人掛けだったり、座っている人全員の膝の上に「男性の写真と何らかの説明書き、そしてお金を入れるための袋」を置いていく人がいたり。しばらくすると、その写真と袋を回収しに来るのですが、これは何だろう?募金?営業?物乞い?後で調べてみたけど、結局わからず。

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あと流石は儒教の国なので、お年寄りに席を譲るのが速い速い。お年寄りといわずとも、少しでもご年配の人が立っていたら若者が先を争って譲る譲る。同じく儒教の国であるはずの中国(上海)では、席を譲るどころか若者が老人と猛烈な口喧嘩してたのを見たぐらいので、この点は韓国の方がしっかりしてるなぁと感じました。

そうこうしてるうちに、釜山最大の繁華街といわれる西門(ソミョン)につきました。なんか池袋っぽい感じのところです。ちなみに、街中の広告で一番目についた人はイ・ビョンホン。その次になぜかIKKOさん。彼女(彼)が宣伝している「BBクリーム」という化粧品がバカ売れしてるらしいのです。おみやげに何個か購入しました。

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とりあえずお昼ごはん。「捕盗庁(ポドチョン)」という人気焼肉店。名前の由来は昔の泥棒を捕まえる人から来てるようですが、店頭の人形はどうみても泥棒の方。でも、日本語メニューあり、安くて美味しいという三拍子そろった良店。昨晩につづきまた焼肉ですが、この韓国出張クエストのマストオーダーは「焼肉3食以上の摂食」。

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昨晩の焼肉でも出たのですが、サンチュと青唐辛子とゴマの葉?のセットが必ずついてきます。

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そして、様々な小料理でテーブルを埋め尽くされるのも同じ。さくら大根がやはり美味しい。

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デジカルビ(豚の漬だれカルビ)とヤンニョムカルビ(牛の漬だれカルビ)とムルネンミョン(冷麺)を注文。この店は昨日のお店とは違って網焼き。牛カルビが柔らかくて味が染みてて柔らかくて美味しくて、日本では食べたことない味でした。新大久保あたりに行けば喰えるかな。お腹いっぱいたべて一人2万ウォン(1,600円)ぐらいでした。

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そして、西門まで来た目的は、釜山のオタスポットを探すため。だいたいどこの国の繁華街でも、ゲームショップやホビーショップが凝り固まった「オタクビル」があるもんなんですけれども。最もそれっぽいエリアにあったこのビルの案内版を見てみると、そこには「GUNDAM BASE」の文字が!!これは台湾にあったのと同じ店だ!!

早速、エレベーターに乗ってそのフロアを目指します。

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開発中でした。

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そもそも、韓国でガンダムって人気あるのかなぁ。

結局、そのビルはただの電機屋さんで、目的のオタ店はありませんでした。その後も方々歩いてみましたが、オタ的スポットは皆無。これは、万一この国に海外赴任するようなことになったらとても生きていける自身がありません…。タイのバンコクですら、ゲーム屋やフィギュア屋や同人誌ショップやメイドカフェあったのに…。

ロッテデパートの外装が、どっちかというと雪印っぽくてまぶしかったです。

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海雲台(ヘウンデ)に戻ってホテルで休んでから、その日の晩御飯もまたまた焼肉。今度は、「ヘウンデアムソカルビ」という、由緒正しい漬だれカルビのお店。雌牛の柔らかいアバラ肉を特性のタレに2日間漬け込んで作るカルビは、ここ海雲台が起源なんだそうです。さすがに、この起源主張に関しては信用してもいいかも。

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店内は、李氏朝鮮時代の家屋で、『宮廷女官チャングムの誓い』に出てくるみたいな。

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お肉はヤンニョムカルビのみ。それだけこのお肉に自身があるということですね。最上級のお肉にはキメ細かく包丁が入れてあり、漬けだれがまんべんなく染み込んでいます。ソレをジンギスカン鍋みたいな真ん中が盛り上がった鍋にのっけて焼くので、脂が側溝に落ちていい感じのお肉になります。チャミスルがよく合います。

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さらに、その側溝の部分に骨付き部位を入れておくと、落ちた脂と肉汁でぐつぐつに煮えて、普段は硬くて食べにくい骨周りの軟骨部分がぷるぷるのコラーゲン状になってしまいます。この骨周りの部分が脳ミソがスポンジ状になるぐらい美味いのです美味すぐるのです。まさに究極の骨付きカルビと言っても過言ではないです。

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〆は、その側溝部分にのせたカムジャサリ(ジャガイモ麺)を、これまた煮え煮えになるまで煮てたべます。落ちた脂を全部吸って、それはもう健康に悪い感じがしますが、味はパスタみたいにさっぱりしています。食感はうどんみたいにこってりしているのに。これは、普通のお鍋の〆にもいけるんじゃないかと思います。

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とりあえず、「韓国で焼肉を食べる」という、人生における実績を一つ解除できました。でも、さすがに3食連続で焼肉はやりすぎだと反省しています。日本に帰ったら1週間は肉抜き生活します。肉が抜けた頃に、また新大久保あたりで上記のようなヤンニョムカルビが食べられるお店を探したいと思います。本当にごちそうさまでした。

あとは、もう翌日帰国するだけです。とりあえず嫌がら…喜ばれそうなおみやげをさがします。