てすかとりぽか

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『2000年〜2009年』 00年代映画ランキング

2000年〜2009年代(00年代)が終わってたりしたので、いろんなところで00年代のランキングなんかを見かけるようになりました。正月は家でずっと『Dr.House』観ながら暇してたので、記憶の整理をする意味でも個人的映画ランキングをつけてみました。でも、日記ログが残ってない2005年以前の記憶が色々曖昧で困りました。

【00年代に観た映画の自分ランキング】

1.『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』
  (2001年アメリカ:ピーター・ジャクソン監督:予告動画)

2.『アバター
  (2009年アメリカ:ジェームズ・キャメロン監督:予告動画)

3.『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
  (2003年アメリカ:ピーター・ジャクソン監督:予告動画)

4.『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
  (2009年日本:庵野秀明監督:予告動画)

5.『時をかける少女
  (2006年日本:細田守監督:予告動画)

6.『スーパーサイズ・ミー
  (2004年アメリカ:モーガン・スパーロック監督:予告動画)

7.『ジャッカス・ザ・ムービー
  (2002年アメリカ:ジェフ・トレメイン監督:動画)

8.『ノロイ
  (2005年日本:白石晃士監督:予告動画)

9.『REC/レック
  (2007年スペイン:ジャウマ・バラゲロ監督:予告動画)

10.『クローバーフィールド/HAKAISHA
  (2008年アメリカ:マット・リーヴス監督:予告動画)

【00年代諸評】

5位以上は、2位を除いてどれも劇場に2回以上足を運んでるやつです。

1位と3位の『指輪物語ロード・オブ・ザ・リング)』は小学生の頃から繰り返し何度も何度も原作小説を読んでいる作品だったので、試写会で観た『旅の仲間』の衝撃と手汗の感覚は未だ鮮明に覚えています。『旅の仲間』は、三部作中で最も戦闘色が薄く、原作の牧歌的イメージに近いのも好きな理由です。

王の帰還』は、世間的には三部作中一番人気のあるんですけど、個人的にはずーっと戦闘ばかりなのが好かない理由。でも、超多人数による戦闘っていう映像表現のパイオニアとなった作品として評価したいです。『二つの塔』も好かったんですけど、物語的にあんまり盛り上がんない部分なんですよね。

2位の『アバター』はつい先日観たばかりですけど、『指輪物語』の思い出補正がなければ1位になってました。映像表現という以前に、映画の作り方として、新しい試金石となる作品であるのは間違いないところです。というか、00年代に関わらず、『ロード・オブ・某』とコレは、自分の中で5本の指に入る作品になると思います。

残りは、たぶん『ゾンビ』と『スターシップ・トゥルーパーズ』と『田園に死す』あたり。

4位の『ヱヴァ:破』は、説明すると長くなるけど、とりあえず大好きだ。5位の『時かけ』をあげるのは、いろんな意味でこっぱずかしいんですけど、どうしてもこの順位になってしまうん。アニメといえばジブリが入ってませんが、正直『千と千尋の神隠し』以降の宮崎駿監督は病みすぎていて、まともに評価できません。

6位の『スーパー・サイズ・ミー』は、身近な話題とテーマ性から誰にでも勧められて、かつほぼ確実にウケが狙える素晴らしい社会派映画です。ニコ動で観れる映画の中では圧倒的に人気ありましたしね。7位の『ジャッカス・ザ・ムービー』は、逆に他人には勧め難いけど、圧倒的にバカな鬼畜映画として大好きです。

8位の『ノロイ』は、もう個人的な趣味なので説明は割愛。たぶん観ても「何これ?」って思われるだけなのでオススメもしません。9位の『REC/レック』は、とりあえず00年代で一番怖かったホラー映画として。というか、6位〜10位を改めて見たところで、自分単にドキュメンタリータッチの映画が好きなだけじゃんと気づきました。

【00年代次点】

ダークナイト』、『シン・シティ』、『少林サッカー』、『ロード・オブ・ザ・リング二つの塔〜』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『デス・プルーフ』、『ローズ・イン・タイドランド』、『スリー・ハンドレッド(300)』、『キサラギ』、『インファナル・アフェア』あたりも、一応候補にあがってたので書いておきます。

【00年代総括】

00年代は、大不況でかつ就職氷河期という最悪の時代に学生から社会人になって、いろんな会社でいろんな仕事をして、いろいろとんでもなく酷い目に遭って、親しい人がたくさん酷い死に方をして、ちょっとルートを間違えば自分も死んでたというとんでもない年代でした。ほんと、今生きてるのが奇跡のような感じがします。

というか、おそらく1990年代の自分はもう死んでいて、00年代の自分は細胞レベルで全く違う人間に入れ替わっているような気がします。ちょうど、1999年〜2005年の日記ログ(htmlのテキスト)の発掘にも成功した結果、どう考えてもコレ自分が書いた文章じゃねえし。でも、ほぼ毎日映画観ててなんかうらやましい。

老後の楽しみに読み返すためにも、ちゃんと日記ログは遺しておいたほうがいいね。