泥船てすかとりぽか

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『ハッピーフライト』 ハッピーじゃない

ハッピーフライト

2008年の日本映画。矢口史靖監督。

テレビでやってたの観ました。旅客機が機体異常で引き返し無事緊急着陸するだけという非常に地味な脚本を、様々な人間模様を踏まえてがんばって面白く見せたいという努力が垣間見られる映画。それ以前に、JAL破綻直後というタイミング的に、どんな内容でもハッピーには観れないんだろうなーと思いつつ。

とりあえず、客室乗務員が肩で風切りながらどや顔で空港を闊歩してるとか、いつの時代の話だよと。

…というような、航空会社特有の職員の駄目っぷりをユーモラスに描いた作品のはずなのですが、あれだけ大規模な破綻とそれに伴う糞醜い責任の擦り付け合いを見せつけられたばっかりなので、どうしてもイラッとしてしまいます。あーあ。こいつら上から末端まですべからく無能なせいで破綻したツケを血税使って埋めるのかよと。

映画の舞台となる会社は、JALじゃなくてANAなんだけどね。ほんととばっちりですね。

でもまぁ、そういう職員の駄目っぷりも、映画の演出上かなり大げさにしているはずなので、実際の現場の人がこれをみたら「テキトーこいてんじゃねーよ!いくらなんでもそんなヒドくねーよ!」とか怒るのかなーとは思います。『バクマン』を読んだ漫画家が「ねーよwww」って言うのと同じです(これは実際にこの耳で聞いた)。

さすがに、途中で観るのが辛くなったので、『シュタゲ』やります。

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シュタインズゲート

Chapter10終了。エンディングは4つを補完。いずれも、トゥル−エンディングと呼ぶには程遠い結果で、多大なる犠牲と引き換えに一つの救済を得るというもの。何が「神泣きゲー」だ笑わせるなと。とうに涙も汗も鼻水すらも枯れ果てたわと。その上で、心にグサグサと容赦なく楔を撃ちこみまくりやがってこの…。この…。

そもそも、自分がこんなゲームプレイさえしなきゃ、誰も不幸にならなかったんじゃないのか…。
(少なくとも、自分が認識しているこの世界線上と、自分の主観に基づく世界の中では…。)

こんなことなら、序盤だけやってクソゲーの烙印を押してプレイやめとくんだった…。もはや楽しんで攻略するためのゲームじゃない…。登場人物全員の人生に責任を負ってしまった…。彼ら一人も欠けることなく救済すること、つまりトゥルーエンディングを見ることが、自分の中で義務となってしまった…。

そもそも、クリアを義務化するほど、ゲームのキャラに感情移入したのはこれまでない…。

例えば、『スーパーマリオブラザーズ』をクリアするためのモチベーションとして、「ピーチ姫の救済」を考えたことなんて一度もなかった。『ドラゴンクエスト』なんて、途中「ローラ姫を救わずに」クリアしても平気だった。『トランスフォーマー』のコンボイの謎なんか知ったことかと。クリア以前に、投げ出したゲームも数しれない。

なのに、このゲームだけは駄目だ…。このままでは終わらせられない…。