泥船てすかとりぽか

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『アイ・アム・レジェンド』 パーティメンバーがいません。

会社を早退してきました。

先週末は、自分をのぞく家族全員がヨーレンキンとかいう未知の病原体に感染してしまったため、その看病やらなにやらに追われていたのですが、なんか今日会社に行ったら自分も何やらイガラっぽい。周囲の仕事が佳境に入っている中、感染拡大だけは避けなければと早々に退社して医者通いしてきたわけなんですけど。

自分は何にも感染してませんでした。風邪薬とトローチだけもらってきました。

もしかして、自分は昨日テレビで観た映画のウィル・スミスと同じ、特別な抗体を持った存在なのではないでしょうか。アイムレジェンド的な存在なのではないんでしょうか。そういう中二病的な妄想にとりつかれながらも、風邪をひいていることには変わりないことを思い返し、スーパーで豚肉とレタスを買って家路についたのです。

アイ・アム・レジェンド

2007年のアメリカ映画。フランシス・ローレンス監督。

その、昨日テレビでやってたソレの。とりあえずの所感としては、タイトルが好くないです。ウィル・スミス主演でこのタイトルだと、人情ものだか政治ものだかクライムサスペンスものだかもわかりません。よもや、こんな素晴らしいB級SFだとは夢にも思いませんでした。だから、今まで完全にスルーしてしまってたのです。

原作小説の原題だとは後から知ったけど、だったら邦題『地球最後の男』の方が良かったんじゃと。

「いや、お前様はなんにもわかっちゃいねえ。そもそもこの作品のSF的な立ち位置の重要性は…」云々と、SF好きの人からは怒られるのかもしれませんけど。とりあえず、自分的には、ウィル・スミスが出てくる時点で既にもういろいろアレなのに…ねえ?という感じで全然興味なかったんですが、実際観てみたら普通におもれー。

原作小説の邦題どおり「地球で最後の人間」となった主人公のソロっぷりがパネぇ。

「今日、実は俺の誕生日なんだよ。」
(パーティメンバーがいません。)

かつて、似たような状況を描いた作品はいくつかありました。『ゾンビ(旧ドーン・オブ・ザ・デッド)』然り、『ドラえもん のび太と鉄人兵団』然り。それらは、悲観的な状況の割には楽しそうに描かれていたんですよね。どっちも、大型スーパーで好き放題買い物したりして。今作の主人公ももっとこの状況を楽しんでいいと思うんですが。

「一度でいいから、ハムを丸ごと一本食べてみたかったんだぁ〜!」
(パーティメンバーがいません。)

…無理ですね。『ゾンビ』とかはそれでも仲間数人で生き残っているから好いんですが、ほんとに独りになっちゃうともうどうしようもないんですね。自分だった発狂してますね。川越銘菓「発狂くん」ですねまじで。一応、本作は犬も一匹生き残ってはいましたが。その犬、サムも吸血鬼どもの手にかかって…。

「サァァァァァーーーーム!やべえ許せねえ!こんな話書いた脚本家絶対許せねええええ!!」
(パーティメンバーがいません。)

自暴自棄になった主人公(なるよね。)、ベルセルクモードで夜の街に繰り出し、吸血鬼どもの群れに車で突っ込んで轢き殺しまくります。まさに『デッドライジング』状態です。「ウィル・スミス無双」です。「歩道が広いではないか・・・行け」「ほ、歩道〜〜?仕事帰りの人があふれていますよォォォ」「関係ない 行け」です。

このシーンだけでもトレイラーに入れてくれたら、絶対劇場で観てたんだけどなー。

そんな、ウィル・スミスも車が横転して大ピンチ。迫りくる吸血鬼の大群。そして、後は本当に予測通りの展開。というか消化試合。めでたいようなめでたくないようなラスト。なんかどうも、ラストシーンは2パターンあるみたいで、テレビ版はつまんない方のラストだったんだとか。まぁでも、途中までが最高の作品でした。

話は変わりますが、その昔『ダークアイズ』という初の国産MMORPGがありまして。

自分は学生の頃にその開発会社の別の部署でバイトしてたんですが、色々酷い状況だけは聞いていまして。何でもそのサービス最終日ですら、同時接続者が数人しかいなかったらしくって。その最終日に、広い世界を探索して、「他のプレイヤーに出会えた時の感動」を書き綴ったサイトを観て笑い話にしてたんですけど。

その感動って、今作の主人公と同じ、言葉にできないような物凄い感動だったんだろうね。