てすかとりぽか

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『アサルトガールズ』 8年前

アサルトガールズ

2010年の日本の実写長編SF映画。押井守監督作品。

なんの予備知識なしに観ちゃったのですが、これ『アヴァロン』の関連作品だったのですね。冒頭の糞長い(もちろん褒め言葉です)世界設定の説明によれば、今回の舞台は『アヴァロン』の開発者である九姉妹がバージョンアップを行った、『アヴァロン(f)』という旅をしながら狩りをするタイプのゲームなんだそうで。

要するに、例のハンティングアクションゲームのパクリですね。わかります。

で、そのゲームの中の同一フィールドに存在する廃…じゃなくてハイレベルプレイヤーの4人が、パーティを組んで強大なネームドモンスターに立ち向かうという物語。それぞれ、引きこもりだったり子持ちの主婦だったりというリアルの設定まで用意されている点が、妙に生々しくて好いです。でも、ガールじゃないよね主婦は。

強いて言うなら、黒木メイサ以外はあんまガールな感じじゃないですよね。

でも、ぶっちゃけ黒木メイサが50口径のスナイパーライフルを撃ちまくるとかそういう設定だけでもう十分な作品です。彼女の設定も例のごとく『アヴァロン』の主人公や『攻殻機動隊』の少佐に準じたメスゴリラなので押井監督流石です。映像特典「SF映画と女たち」も馬鹿で好かったです。馬鹿で。

うん、でも『アヴァロン』を期待して観るとがっかりするので、ほどほどの期待で観てください。

そいや、『アヴァロン』ってもう8年前になるのかー。たしか、前に見たときもレビューを書いたと思うので、当時アレを観てどう思ったのかがちょっと気になりました。おそらく、今再度見直したら、だいぶ違う感想を持つんだろーなーって気がします。てゆか、そもそも8年前の感想文はこのブログには残ってないのですけど。

ただ、この日記みたいなのは1999年から書いていて、当時のものも一応html形式で残ってたりします。

そもそも、観た映画ややったゲームの感想なんかを自分が書き留めておく理由は、自分が滅茶苦茶忘れっぽい性格だってのをよく知ってるからなのです。少なくとも、一度感想をまとめて文字にさえしておけばそうそう忘れないだろうと思ったからです。事実、一度感想を書いた作品のことは何かと覚えているようです。

で、2001年の『アヴァロン』の感想文があったのでその一部を転載。

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押井守監督。最近筋肉番付とかフードバトルとかK−1とかでガンガン流れてるサントラはこれのものです。そのなんか『PSO(ファンタシースターオンライン)』みたいので稼いだお金を現実に換金できる近未来で。その『PSO』で生活するおたく娘さんとその犬とあとオフ会で飯を食らう話。

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あんまり今と芸風が変わってないですね。