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泥船てすかとりぽか

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『ニンジャ・アサシン』 ここはコリドー

えいが

ニンジャ・アサシン

2009年のアメリカ映画。ジェイムズ・マクティーグ監督作品。

タイトルを見るだけでわかる、文字通り“馬鹿映画”です。

よくわかるあらすじ。孤児だった雷蔵(ピ)は子どもの頃から、小角(ショー・コスギ)一族に育てられ、暗殺者(アサシン)に仕立て上げられた。だが、色々あって雷蔵は一族を抜け、同門であった忍者達と対決する。あと、ニンジャの起源は韓国だから。日本の忍者は韓国のパクリだから。わかったか。というお話。

起源を主張するのはいいんだけど、やるならもっと頭良さそうな映画でやったほうがいいと思います。

まぁ、自分もイデオロギーで映画の評価を変えるのは好きじゃないので、そのへんの野暮なつっこみはなしの方向でいきたいと思います。主人公をやってるのが韓国の歌手の人なので、わざわざ劇中で「歌手みたいな顔しやがって!」って補足があるんですが、そういうのもスルーの方向でいきたいと思います。

ニンジャの歴史を説明するのにわざわざ韓国の明成皇后が殺害された事例を上げたりとか全然スルー。

他にも、大阪のヤクザが観てるテレビ番組が韓国ドラマだったり、その大阪のヤクザがしゃべってる(吹替版)関西弁がインチキ関西弁だったり、非常に細かい部分で偏執的なまでの“ニンジャ韓国起源”への配慮がなされており、たぶんどっかの台詞を縦読みすると“独島は韓国領”とか隠されてんじゃねーのってレベル。

まぁ、そんなこと“役小角の末裔がニンジャ”っていうトンデモ設定に比べたらなんでもないです。

役小角(えんのおづぬ)は『宇宙皇子』に出てくるおづぬ様であり、『女神転生』に出てくるオヅヌですけど。修験道の開祖で、あと江の島の変な神社を作った人ですが、さすがにニンジャでもアサシンでもないです。そもそも、ニンジャ=暗殺者=アサシンって考えって『ウィザードリィ』あたりから出たんでしょうか。

てゆか、ニンジャの常食って“素うどん”なんですかね?

主人公が素うどんを食べながら、自身のニンジャスクールに通っていた少年時代を想い出すシーンがあるんですが。そこの給食もまた素うどんなんですよね。まぁ、たしかに粗食には変わりないけれどさ…。まだ、雑炊とか芋とか食ってる分、『忍たま乱太郎』の方がリアリティのあるニンジャスクールだってばよ。

でも、そんなニンジャスクールで育った現代のニンジャたちが強いこと強いこと。

ショー・コスギ一族こと小角一族の皆さんは、ハンドガンやサブマシンガン程度の近代兵器に対して、刀と手裏剣だけでものともしません。しかし、終盤ちょっと本気を出した警察が、重機関銃迫撃砲などのワンランク上の近代兵器を持ち込んで来たところ、あっさり壊滅してしまいましたが。そりゃ、そうでしょうけど。うーん。

とか、まぁつっこみどころは満載ですが、ふつーにアクション映画として面白いです。

特に、ニンジャ的な殺陣のシーンは圧巻。そもそもハリウッド製のワイヤーアクション&VFXを駆使したアクションって『チャーリーズエンジェル』の頃から一ミリも進歩してないような気がしてたんですけど、本作のソレは本当に凄い。まるで、ゲームみたい。そう、最近流行りの『ゴッド・オブ・ウォー』のテンプレゲーみたい。

いや、まじで『ゴッド・オブ・ウォー』のテンプレのガワだけ変えたゲーム大杉ですって。

そういうゲームの見た目が映画に影響を与える時代になってきたわけですね。先日観た『インセプション』なんかも、いろんなゲームからのパク…オマージュが見つかって話題になってますしね。「ゲームが映画を目指す」と言ってた時代から、「映画がゲームを参考にする」という時代になってきたのは素直に嬉しいですね。

そんなわけで、土曜日はNHKFMの「今日は一日ゲーム音楽三昧」を聞いてました。

11時間ぶっつづけで。Twitterでさわぎながら。フォロワーの皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。とりあえず、自分がリクエストした(名前は呼ばれてませんが)『ボンバーキングのテーマ(ボーカルつき)』がかかったので満足です。あと、ロマサガの「七英雄」と「四魔貴族」もかかったし感無量。

イントロのかっこよさと、「そは なにものぞ」って古文っぽいとこが昔から大好きです。