泥船てすかとりぽか

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『セックス・アンド・ザ・シティ2』 ロバ

映画は観てるんだけど感想を書いてなかった。

感想を書くために映画を観てるわけじゃないのでべつにいいんだけど、今週何観たか忘れないようにメモっとくと、『アイアンマン2』と『『トワイライト 〜初恋〜』と『グリーン・ゾーン』と『ザ・ウォーカー』と『酔拳』とコレ。

セックス・アンド・ザ・シティ2

2010年のアメリカ映画。マイケル・パトリック・キング監督。

なにげにTVドラマ版から全話を観てるんですよ。自分みたいな野郎丸出しの野郎が観ても結構面白いと思います。セックスいうてますが、別にエロい話ではないですし、むしろ金持ち老…じゃなくてアラフォーでセレブリティで素敵な都会の女性達の織り成すアホ丸出…じゃなくて輝かしい日々を描いた、そのなんかで。

少なくとも、映画版の第一作目までは…。

本作の主人公、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリー・ブラッドショーは、前作で紆余曲折ありながらようやくミスター・ビックと結婚。ああ、ハッピーエンドで良かったですね。もう、これでこの物語も終わりですね。寂しいですね。え?2やんの?もう回収してないフラグもないし、やめとこうよこのへんで…。

ここから先、何やっても『北斗の拳』の「修羅の国編」みたいになるしかないじゃない…。

でも、「売れる限りはケツの毛までも売る」のがハリウッドスタイルのお国柄。そして、キャリーの結婚後の生活を描いてしまったのが本作。予想はできてましたが、ミスター・ビックの“オフ”の態度に我慢ができないキャリー。休みの日に家でゆっくりしようとしたり、寝転がってテレビを観ようとする旦那にブチキレるキャリー。

「結婚後もマンネリ化したくないのッ!もっとこう…なんか…輝いていたいのッ!!」

それでもまだ旦那が買ってきたテイクアウトの日本食を壁に投げつけたりしないくなっただけ、キャリーも成長したもんだと思います。(以前は何かと壁に食い物を投げつけてたので。)でも、休みの日ぐらいテレビ観たっていいじゃないか…。わりとこれまでのキャリーの暴論には理解を示せてきましたが、今回はちょっと…。

ここまで不快感を感じさせるヒロインが出てくる物語なんて、富野ガンダムと『スパイダーマン』ぐらい。

“オン”の時に輝きまくってるビック(一般的に観ると「アチャア…」って感じかもだけど。)だって、休みの日ぐらいディスカバリーチャンネルベーリング海のカニ漁を描いた番組『Dead Liest Catch』を観たっていいじゃないか。そういやこの番組、『サウスパーク』のイルカ漁の回でもネタにされてましたね。

てか、テレビ買っただけでブチキレるキャリー。「Xbox 360」とか買ってきたら大変なことになりそうですね。

そんなキャリーがいつもの4人組で、アブダビにセレブ傷舐めあい旅行に行くことになります。他の3人もそれぞれ仕事や家庭の悩みを抱えていますが、個人的に共感できないのはキャリーだけなのでそこは心配ないです。ていうか、前作に比べて今回の旅行への流れが無理やりにも程がありますけど。

まぁ、後は予想どおりのアブダビにおける超リア充逆ストレスドラマなので、本当誰得な話なんですけど。

個人的に気になるのは、本作におけるアブダビイスラム世界描写が、どれだけ真実に近いものなのかということ。自分が知ってるアブダビに関する情報なんて「アブダビコンバットやってるとこ」ぐらいなんですけど。あとはイスラムに関する本で読んだ知識だったり、親戚のおじさんから聞いた単身赴任の話ぐらい。

そもそも、イスラム国家では全く酒が飲めないと聞いてたんですけど。

戒律で禁止されてるからって以前に、全然入手できないと聞きましたけど。そんでも、金次第や闇ルートでいくらでも手に入るでしょ?とか、実は隠れてこっそり飲んでるんじゃないの?とか思うでしょうけど、本当に冗談じゃなく酒自体がどこにも存在してないんだと。いやいや、それでもホテルにはあるでしょ?…ないんだそうです。

でも、わりと本作中ではホテルはおろか街中や砂漠のド真ん中ですらシャンパン煽ってました。

周囲のスタッフ(イスラム教徒)もそれにあやかって飲んでたのが何より驚き。本作に描かれてるのが、ただの中東都市ではなく、その最先端をいくアブダビだからといって、そこまで宗教的に寛容になれるもんなんでしょうか?それとも、『007』シリーズで描かれる“アレな日本”みたいにテキトーな描写が故なんでしょうか?

個人的には、さすがに前者だとは思いたいのですが…。アリゾナの砂漠で撮ってるわけじゃないし…。

でも、終盤チャードルの下にニューヨークの最新春夏ファッションを着込んだ女性たちが出てきたときには、さすがに「ねーよw」と思いました。そういう人が実際いるかいないかじゃなくて(いても別に悪くないし。)“イスラム世界の人たちが、実は陰で隠れて「アメリカマンセー!」してる”という、この作品のメッセージが。

まぁ、実際そんなこと、アブダビにおけるキャリーのビッチぶりが酷くて気にならないのですけど…。

サマンサ姉さんがビッチなのはいつものことだし、むしろビッチでないと困るんですけどね。いやー、ほんとキャリーむかつくわー。アメリカ人は何でこんな女を支持するの?とか疑問に思ってたら、ロバ…じゃなくてサラ・ジェシカ・パーカーが『サウスパーク』のシーズン14でめっちゃ酷い扱い受けてたので、安心しました。

あと、別の話で『インセプション』もdisられてて安心しました。
みんなが言うに言えない心の声を代弁してくれる、『サウスパーク』大好きです。