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『ザ・ウォーカー』 ウエイストランドへようこそ

ザ・ウォーカー

2010年のアメリカ映画。アルバート・ヒューズ監督。

Fallout 3』という言葉なしで語れず、またそれ以外に語る言葉がない作品。

いや、別に『Fallout 3』好きなんで、パクりとか言うつもりないし、この映画も嫌いじゃないし。素直に、最近ゲームの世界をそのまま(非公式に)映画化したような作品が多くなってきたので。素直にゲームファンとして、ゲームがより一般的に認知され、世界観などが評価されてきた結果としてうれしいのですけど。

いや、しかし…本作は、なにからなにまで…。

あと、本作では“宗教”というものが、非常に強い影響力をもつ“力”となりうることが描かれており、その点は『Fallout 3』抜きで面白かったです。先の世界を終わらせた原因となった本、それが“聖書”であるということ。また、再び世界を創るために必要な力、その世界を支配するために必要な力もまた然りということ。

なんで、正直“宗教”って聞いただけでアンチな感情しか沸かない無神論者は観ないほうがいいです。

「神の存在は科学的に証明されていないから合理的ではない。」という態度をとるのがカッコいいみたいな風潮が最近ありますが。何故に信仰が生まれ、多くの人がそれに縋り、時には争いの火種になるのか、という部分を想像したり、理解を示したりできない人は単なる無教養であると、少なくとも自分は判断します。

そういう人は、「どんな武器よりも、本が力を持っている」という、この映画の原則を理解できないでしょう。

ファイナルファンタジー3』というファミコンのゲームで、“がくしゃ”という職業のキャラクターは、文字どおり“本を武器にして”闘っていました。これも、本来は見た目どおり“本で殴る”のではなく、その“本に記された言葉や知識を武器にして”闘っていたのでしょうね。『FF11』の“学者”は本で殴らなくなったけど。

ていうか、『Fallout 3』でも“本を集めるクエスト”自体あるので、ほんと何から何まで…。