てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『グリーン・ゾーン』 役立たず

グリーン・ゾーン

2010年のアメリカ映画。ポール・グリーングラス監督作品。

グリーン・ゾーン」とは、かつて連合国暫定当局があったバグダード市内10km²にわたる安全地帯のことだそうで。対イラク戦争バグダッドに入場したはいいけど、一向に大量破壊兵器とやらが見つからなくて困ったマット・デインモン。見つからないっていうか、そもそも無くね?てか、誰だよあるっていったやつ出てこいよ!?

という、“アメリカによる平和維持という名を借りた侵略戦争”を真っ向から描いた作品。

まぁ、映画として描いてる内容の是非は触れないでおく(イデオロギーで映画は語りたくないってのはあるけど、この映画イデオロギーなしで語るの無理だわー。)としても、よくもこんな映画を放映できましたね。すごいですねアメリカ。国の政策を真っ向から否定して、“イラク戦争はヤラセだった!”って言ってますから。

日本で言ったら、渡辺文樹監督の『天皇伝説』を全国上映してるようなもんですかね。

渡辺監督といえば、成増に住んでたころ、ダイエーの裏に異様なまでにアングラな通りがあって、そこに映画の宣伝ポスターがよく貼ってあったものでした。観にはいってないんで内容に関しては存じ上げないんですけれども、日本ではまだそういう体制批判の映画とかは自由に上映できないだなーって思ってました。

そういう意味で、本作も感想を書くのが難しい。てゆか、下手げなこと書けないですね。

強いて言うなら、テレビゲームの『Call of DutyModern Warfare 2』のパク…激似てるシーンが多い作品だなーとか。特にバグダッドのシーンとか、最初のステージの雰囲気まんまだし。そもそも、両者ともにバグダッドの再現度が高いだけで、どっちがどっちってわけでもないんでしょうけど。そいう意味で凄くいい雰囲気。

で、ほんとに書くことがなくなっちゃったので、近況。

忙しさが人生的にピークですが、なんとか『Call of DutyBlack OPS』をプレイ中。少しづつマルチプレイで遊んでます。んまー、でも死ぬ死ぬ。勝てません。さすがFSPに人生捧げてる人たちにそう簡単に勝てるわけもないんですけど、普段からJRPGに慣らされてるゆとりゲーマー的には俺TUEEEできないだけで悔しい。

あ、でもトレーニングモードでは、マルチプレイとほぼ同じ感覚でNPC相手に俺TUEEEできますよ。

あと、チャレンジモードの創りこみは、現時点では世界最高水準です。そんじょそこらのCG映画のレベルは遥かに凌ぎます。ゲーム画面に見惚れててそのまま死んだりすること山のごとし。これをやるだけでも、PS3や糞箱ごと購入する価値はあると思います。「セーブできないバグ」があって、まだクリアしてないんですけどね…。

でも、来週は『モンスターハンターポータブル 3rd』が出るので、できるのは今週イパイ。

その『MHP3』のために、PSP3000を買うべきかとか、全画面テレビ出力できおる装置を買おうかとか、そんなこと悩みながら昼間は『ソルト』観て、美容室行って、漫画喫茶行って、『ライラの冒険』観てるのが今。『ソルト』はなんていうか、面白かったけど、後に残るものが何もない映画ですね。

パンティを監視カメラにかぶせたところぐらいしか覚えてない。

ソレに比べて、『ライラの冒険』が意外と面白い。なんか『ロード・オブ・某』の流行りに乗っかったテキトーなローファンタジーだと思って敬遠してましたが、全く期待しないで観てるとフツーに面白い。「氷上アニマルプロレスリング」ってタイトルだったらたぶん劇場で観てたのに。『銀牙』とかこういうノリで実写化すれ。

てゆか、今日本中でリアルクマ事件が頻発してるので、『銀牙』は色々チャンスだと思うんですよ。

「赤カブト」的な巨大人喰いクマとその軍団を、世界最先端の日本のVFX技術(『スペースバトルシップヤマト』の売り文句より)で再現したら、さすがに「クマさん殺しちゃうとかかわいそうー!かわいそうー!」みたいな声もなくなると思うんですよ。それでも人んちの庭にドングリ撒きに来るというなら逆に関心します。

「赤カブト」の怖さは、漫画・アニメに登場する動物描写の中では最恐だと思います。

ん、あ、いや、『ガンバの大冒険』の「白イタチのノロイ」の方が上かも?だって、名前が「ノロイ」ですぜ。白石晃士監督のホラー映画『ノロイ』は大好きですが、同監督の最新作『シロメ』の中で悪霊に魂を売り渡してまで「紅白に出たい!」と願ったももいろクローバーの人たちは、結局紅白漏れたみたい。

シロメ様の役立たずーーーーーッ!!