泥船てすかとりぽか

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『ザ・キング・オブ・ファイターズ』 実写映画版がすごい!

なんか色々すごいです。ネタバレあるのでできたら本編観てから読んでね。

さすがに原作知ってないと楽しめないかもだけど。本文も原作知ってる方が読むこと前提で書いてます。

ザ・キング・オブ・ファイターズ』 実写映画版

2011年のアメリカ映画。ゴードン・チャン監督作品。

SNK(現・SNKプレイモア)の開発する人気格闘ゲームザ・キング・オブ・ファイターズ』が実写映画になった!と一時期話題にはなったのですが、その後あまり騒ぎにもならず、誰かが観てどうだったって話も全く入ってこない中、気がついたらDVDになってたのでレンタルしてみました。

冒頭、最初に登場したのはマギー・Q演じる不知火舞

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「なんで日本人じゃないんだ!」とかゆーのはまぁアメリカ人は日系と中国系の違いなんてわからないって『サウスパーク』でも言ってたので理解できますが。「なんで乳小さいねん!」とか「原作の衣装はどうした!」とか、原作厨としてはつっこみたいのですが、これでもまだ本作の中ではかなりマシな方なので。

相対するは、ミスター・ビッグでしょうか?コート着て棒もってるしね。

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で、なんか知らんけどいきなり二人が闘ってるわけですが。まぁ、元が格闘ゲームですから、最初から格闘シーン目白押しで行ってくれるのは非常に嬉しいことですね。ただ、不知火舞の技がなぜか“雷属性”なのは、原作厨としては許しがたい変更点ではありますが。太ももがいい感じなのでまぁ、いいでしょう。

締め技がサマーソルトキックなのも、いいでしょう。

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で、どうやら原作同様、格闘技の大会の話らしいのですね。舞が試合後のシャワーを浴びていると、香港のイケメン俳優的な男が出てきて、舞とちゅっちゅしだします。どうやら舞の彼氏さんのようですね。舞の彼氏ってことは、アンディ・ボガードかな?なんか髪型もそれっぽいしな。

いおりんでした。失礼しました。

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二人が向かった先は“三種の神器”を展示する会場。“三種の神器”は八神と草薙と神楽の家がそれぞれを守ってるとかいう話で、その点は原作に忠実な設定で安心しました。でも、「三種の神器の放出するエネルギー波をイヤホンに凝縮させて異次元に移動する」とか妙にSFな話になっててハテ?って感じでもありました。

そんな会場に突如乱入した男、その名もルガール・バーンシュタイン!!

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ハンドガン、サブマシンガン、日本刀と、いかにもKOFのラスボスらしい八面六臂さで大暴れ!!烈風拳は?ジェノサイドカッターは?そうこうしてるうちに、舞に殴って蹴られて極められて速攻でダウン。よっわっ。

でも、神楽ちづるさんが斬られて大怪我を!てか、いたんですか!?

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そんなどさくさにまぎれて、ルガールは“三種の神器”を奪って逃亡。なんか知らんけど、その力を使って“オロチ”を復活させるんだなんだとか。だんだん原作っぽい話になってきました。でも、実は盗まれた神器のうち“草薙の剣”は偽者で、本物は草薙柴舟という男が持ってるんだとか。

“草薙の剣”を守るため、舞は柴舟の元を訪ねるが…。

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柴舟は昔メンタル面でなんかやっちゃったぽくて、今は引きこもり生活中。口も聞いてくれない状態。まぁ、原作でも洗脳とかされてたしなぁこのおっさん。しかし困ったのは舞さん。このままでは“草薙の剣”のありかを聞きだすことが出来ません。

そこへ現れたのは!!主人公!!草薙京ッ!!!!

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めっちゃ外人やん!白人じゃん!!

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でも、回想シーンではアジア人になってる。ていうか、これカラテ?

そうこうしてるうちに、ルガールは異次元から格闘大会をコントロールし、出場選手を無差別に異次元の試合会場に呼び出しては、対戦して命を狙うようになります。異次元の試合会場に呼び出されると、衣装もゲームっぽい感じになるんですね。最初に呼び出されたのは、マチュアとバイスの二人。

この二人だけはガチで良い。この二人を見るためだけに本作を観るべき。

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実写映画版『ストリートファイター』におけるザンギエフ並に原作キャラの再現度が高く、エロさといい、アクションの動きといい、エロさといい完璧です。マギー・Qがむしろ微妙に見えます。そんな彼女たちもルガールに破れ、命と引き換えに彼の手伝いをするハメに。さらに参加者を集めるために格闘技仲間に電話をさせられます。

ラモン、シェルミー、デュオロンを「一緒にモバゲーやろうよ!」的な感じで誘います。
デュオロンって誰?(2000'ぐらいまでしかやってないので…。)

そして、柴舟の墓に手を合わせる京。

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父の死によって、ルガールへの復讐を誓うようになります。ちなみに原作の京は20歳すぎまで高校生をやっていて、卒業後は無職でしたが、本作ではちゃんとバイクの修理工というお仕事に就いています。あと、アメリカにある日本のお墓ってよく知らんのだけど、なんか格好いい墓石。“KUSANAGI”って書いてある。

そして、異次元の試合会場に移動し、ルガールに挑む京。勿論、試合用の衣装にチェンジ!!

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ジ…ジーンズに…、短ランとか…。視聴者を笑い死にさせる気かッ!!

まぁ、原作どおり全身学生服で出てこられても色々間違ってる気がするんだけど。カラテかじってたぐらいで、オロチの力に半分目覚めたルガールに勝てるわけがなく、フルボッコにされます。「だから言っただろ!俺はただのバイクの修理工だって!」と原作の京サマファンのお姉さま方が聞いたら泣き喚きそうな弱音も口にします。

じゃあ…、ってなわけでみんなで来ました。

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KOF』といえば、初のチーム制を取り入れた格闘ゲームなわけですから、複数人で挑む展開はあってしかるべきですからね。ちづる、舞、京に至っては素手じゃ勝てないかったからって日本刀持ち込んできました。主人公の風上にもおけないDQNっぷりですね。ってか、アレ?なんかもう一人いるんだけど…?

テリー・ボガード…!?結構序盤から出てる、CIAの中年刑事が、テリーだったの…!?

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しかも、皮ジャンじゃなくて、なんかユニクロで売ってるフカフカしてるやつ着てるし。トレードマークのあの帽子も、実は道すがらザコ敵から盗み取ったものと判明。これは酷い。この映画の監督、テリ×キムの同人誌とか描いていらっしゃるお姉さま方に刺し殺されますよ。まじで冗談抜きで。

しかし本作中のキャラ、武器をよく使います。日本刀持った京を相手にバットで闘うルガール。

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バイスとマチュア相手に、ゴミ箱を振り回す舞。

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ゴミ袋を振り回すテリー。なんか涙でてきた…。

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そんな感じで、どうにも完全なB級駄目コスプレ映画かと思われるかもしれませんが、いや実際その通りだと思いますけど。アクションシーンの出来のよさは本当に素晴らしいです。今年公開された『○ンジェルウォーズ』や『○コットピルグリム』なんかのメジャーなアクション映画と比べても、こっちのが上だと断言できます。

何より、終盤のVFXを多用したアクションシーンは必見の価値ありです!

じゃあなんでそのシーンの画像は出さないのか?って言われたら、それは是非ともちゃんとたくさんの人に本編を観てもらい、そこで愉しんでもらいたいからですね。ちなみに日本語吹替版は、京の声を杉田智和さんがされていて、微妙にアドリブも入っているので、杉田好きの方は別の意味でも楽しめます。