てすかとりぽか

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『スチームボーイ』

スチームボーイ』日映画

2004年。大友克広監督。
産業革命の頃のイギリスで、なんか蒸気的なものをどうにかしたボールを巡る親と子と孫の話。ぶっちゃけますと観る前から凄い呪いを受けていた映画。つまらない、くだらない、声優がヘボイ等等悪評ばかりが目立ち、興行的にもイマイチだったという付加情報。これが呪いといわずになんといおう。

んでも面白い。大友監督だからといって『アキラ』みたいなのを期待するのは無理な話でしょうが、本作はジブリアニメのようにとっても優等生ぶってはいるものの、根底に流れるドロドロした古のSF感はよい感じです。

でも声優が下手っていうか、脚本・ネームが下手なんだと思う。映像のクオリティの高さに対して、台詞のチープさが10年前のアニメ以下、昨日みた『聖闘士聖矢』にも劣るため、どうしても違和感が生まれてしまう。これは同監督『スプリガン』を観てもよくわかる。「死ねー!」なんて台詞を連呼する漫画は今時小学生でも描かないぞ。

個人的には『アキラ』もあんまり好きくない。小学生の頃、友達の誕生会にプレゼントとしてファミコン版のソレ(新品で1000円くらい)を持ってったら見事にクソゲーよばわりされた(実際クソゲーなんだけどもさ)ので嫌い。