『終戦のローレライ I』
『終戦のローレライ I』日小説
2002年。福井晴敏著。
日本軍がナチスのおさがり潜水艦でアメリカ軍をやっつける話。
映画『ローレライ』がそろそろDVDになります。
庵野秀明氏の作画参加してる戦闘映像が泣くほどかっこいい。
そして、一番笑えるのはスタッフロールです。
小説で映画とまず違うのは、「ローレライ」を運んできたのが元ナチス親衛隊にして21歳の美男子フリッツ・S・エブナー少尉という萌えキャラであるということ。
ぐぐってみたら、もう腐女子のみなさんに「いろいろ大変なこと」にされてました。
映画ではこの人の役割が、軍属技師の高須成美(石黒賢)に入れ替わっていました。さすがにフリッツが漫画的過ぎるから、と思いきや高須大尉も「実写版ムスカはこの人だ!」というナリなので萌え。眼鏡が光ります。
先日、某映画館で同原作者の『亡国のイージス』の試写会チケットをもらいに来た人がたくさん並んでた。
おじいちゃんと若い女性ばっかり。
この原作者の主な読者層って、戦争モノ好きなおじいちゃん方と、男だらけの世界が好きな腐女子のみなさんなんですね。