『将門の首塚』
今日はお仕事で大手町に征って来ました。
仕事場のサーバールームのあるビルの近くには、
「将門の首塚」があるので出社前にお参り。
お盆だしね。
平将門といえば、承平天慶の乱で朝廷に刃向いながらも敗れた武将という以上に、崇徳上皇・菅原道真と並ぶ日本最恐の荒魂(アラミタマ)として有名。
江戸時代、幕府の宗教担当ブレーンである天海僧正は、天台密教や陰陽五行思想、陰陽道を用いた風水学的ランドスケイプにより現在の東京を創るに加え、この「将門」を東京の鬼門を守護する神田明神を守る威霊として祀りました。
また公開中の映画『妖怪大戦争』にも登場する魔人・加藤保憲も、『帝都物語』にてこの将門の首塚の霊威を利用して帝都を滅ぼそうと画策します。
そんなトレンディなスポットであるにも関わらず人影はなし。
真夏の陽光を高層ビル群に妨げられた、常世と彼岸の境界線。
こういう畏敬な雰囲気が好きなひとは、
(『女神転生』でいうムド系が好きな人は)
是非訪れてみてください。
でも興味本位だけでいくときつとよくなゐことがおきるよ。