てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『21グラム』

21グラム』米映画

2003年。アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督。
21グラムは人が死んだときに減る体重のこと。

これはアメリカのダンカン・マクドゥーガルとかいう博士が、魂に重さがあるとの仮説を立て、末期の肺結核患者をはかりに乗せれば測定できると考え、実際に試したらご臨終の瞬間に21グラムだけ軽くなったということから確認された数字のようです。

勿論、心霊科学というオカルト分野の研究であるため、
まともに取り扱われている仮説ではありませんが。

で本作のほうは全くオカルトめいた内容ではないんだけども。
ベネチオ・デルトロ(トロ様)が珍しく彼岸のキャラクターで好い。
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そして、何やっても油味噌のように濃いお人だ。
この人が真面目な役をやると空気がとてつもなく重くなる。

てゆか、心臓移植とかのお話が出てくるので、
心臓とか動脈とかそういう単語や絵に弱い人には危険。

「心臓って握りこぶしと同じ大きさなんだって」

その昔剣道の試合前にこの話をするいやがらせをしてました。
これを聞くと握力がはまったくはいらなくなります。

勿論言った自分も握力がなくなるの諸刃の剣。
蜘蛛糸中のカンダタや巨象中のワンダには禁句。

で今日から伊豆にいってきます。