てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『バンコク 2日目』

バンコク2日目 -寺院編-
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タイは仏教の国なので、お寺さんがたくさんあります。
今日はそんな寺院巡りがテーマ。
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三島由紀夫著『暁の寺』の舞台でもあるワット・アルンに向かうため、
チャオプラヤー川を渡し舟で横断。
川幅は300mぐらいかな。
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ドブ川みたいな色をしてるのは、汚いからじゃなく土のせいらしい。
そして、すごい波が荒い。海なし県人としては辛い。
ワニがいるそうなので落ちたら死ねる。
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ワット・ワルン近影。
右下にあるのは観光地名物顔を出す板のアレ。
でも勝手に使って写真をとると怖い人が来て金をとるらしい。
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さらにアオリ。高さは75mもあるらしい。
結構中腹まで徒歩で登れるので高所恐怖症の人は死ねる。
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石壁をアップにするとそれは全部石像。
ワットアルンは、ヒンドゥー教のシヴァ神の棲む聖地カイラーサ山を再現しているらしく、インドラ神やガルーダなど、『ラーマ・キエン』に登場する神々がごろごろ。

タイの仏教は印度から中国を通じて伝わった北伝仏教(大乗仏教)とは違い、南方から伝わった上座部仏教がメイン。ただし、ヒンドゥー教やバラモン教の影響も色濃く受け継ぎ、釈迦の他にもシヴァ・ガルーダ・ヴィシュヌブラフマンなど様々な神が仏像化され、信仰されています。
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そんな中に、なぜか関帝(関羽)の像が。
明らかに周囲と石質が違うことからいかにも後付けくさい。
バンコクは中国から来た移住民である華僑も多いところ。
後から勝手に神サマ増やしちゃうんだよなあ中国人は。
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さらにシルクハットを被った謎仏像。
欧米人も同じこと考えるのか。
開国シテクダサーイ。
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天下一武闘会みたいな建物発見。
門を固める2匹のサルみたいなのはハヌマーン
ハヌマーンは、インドの神様ながら『西遊記』の孫悟空のモデル。

さらに、タイでは一番人気のある特撮ヒーローでもある。
詳細は以下参照。
ハヌマーン ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 前編
ハヌマーン ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 後編
ハヌマーンと5人の仮面ライダー 前編
ハヌマーンと5人の仮面ライダー 後編
ちなみに決め台詞は、

「仏様を大切しないやつは死ぬべきなんだ!」

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話を戻してワット・ポーへやってきました。
ここでの名物は大涅槃仏。
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全長46m。寝すぎ。
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足の裏には仏教のバラモン教の108の宇宙観が、
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まるで「ゴールドライタン」みたいでかっこいい。
でも、よく言われるサガットステージはここじゃないと思った。
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サガットステージ(タイガーアパカーッ!)

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ライタン仏の次は、お隣のエメラルド寺院ことワット・プラケオ。
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仏舎利搭プラ・シー・ラタナー・チェディ。
仏舎利(釈迦の遺骨)を収めてるって点では日本で言うところの五重搭。
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↑真っ先に『海底軍艦』の轟天号を思い出した日本人は自分だけ?
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で、なんでエメラルド寺院かっていうと、
総エメラルド作りのエメラルド仏が本堂に安置されているから。
本堂内は写真撮影が禁止のため画像はないですが、
「緑色で筋があって まるで光ったメロン」
と説明すればわかりやすいと思う。
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ワット・プラケオの横っちょはすぐ王宮なので、
銃をもった衛兵さんがそこここに立ってる。
装備はコルトM16A型アサルトライフル
弾倉は抜いてあるので気軽にバシバシ撮影。
言えば一緒に記念撮影にも応じてくれるんじゃないかと。

また、ちょうどこの王宮近辺はタイ中学生の修学旅行ゾーンでもあるらしく、そんな感じの生徒がたくさん。みんなはぐれないように、隣の生徒とちゃんと手をつないで歩いている。女子は女子と、男子は男子と…。こういう教育環境がホモセクシャルやオカマさんを量産してるのではないだろうか…。

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お昼ごはん。

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トゥクトゥク(三輪タクシー)に乗って帰る。暑い。
この国の人はあんまり現世を大切にしていないのだろうか、
ガンガン飛ばす。基本的に車線無視。そもそも車線が車の幅より狭い。
特に通勤時間でもないのに渋滞と廃ガスがすごいところも宇都宮。
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街中で見かけたあの人も仏教。
アーイラビニー。

午後はホテル近くにある「アジアンハーブアソシエーション」というお店で、
タイ古式マッサージ(550B=約1650円)を2時間。
体の中の悪いクワガタ虫をとってもらう。
日本語が通じるお店なので好いよ。

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晩ごはんはスクンビット通りにある「Baan Khanitha(バーン・カニター)」。
トム・ヤン・クン(すっぱ辛い汁)、プー・ニム・パッポン・カリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)、ガイ・ホー・バイ・ソイ(チキンの葉包み揚げ)、トート・マン・クン(海老のすり身揚げ)とかを食べる。

トム・ヤン・クンてこれまで全然おいしいと思ったことなかったけど、ここのソレを食べて人生観が変わりました。あとお店の人はちゃんと英語ができるし、日本語もちょっぴりできて、帰りはタクシーまで呼んでくれていたれりつくせりでした。いわゆる高級店なのに散々飲み食いして一人3,000円ぐらい。また来たい店。

流石に酔ってるのでネカフェには寄らず、ホテル帰って寝る。