てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『Vフォー・ヴェンデッタ』

Vフォー・ヴェンデッタ

2005年米映画。ジェームズ・マクティーグ監督。
製作は『マトリックス』で有名なのウォシャウスキー兄弟。
兄のラリー・ウォシャウスキーは、2004年に性転換手術を受け、
リンダ・ウォシャウスキーになったことでもっと有名。
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仮面のおっさん(中身は『指輪物語』のエルロンド)が闘う話。
あと爆弾とかナイフとかで社会に反発したりする話。
でもアクションシーンはほとんどありません。
社会派映画として観れば面白いです。

なんていうか、これまで『ハリーポッター』と『マトリックス』しか映画なんて観たことがなかった中学生がアクションを期待して観たところ、眠くなるような社会派映画でがっかりするけど、主人公が体制に反発する姿勢に触発され、街の「中学生グッズショップ」でサバイバルナイフを購入しそうな映画。で帰ってお母さんに怒られてへこむ映画。

あーそういえば中学生の頃、なんか急に社会派な映画とかオサレ映画とか、
サブカルぽい映画とか観るようになるのはあれ「中二病」なんだね。
あと吹き替え派から字幕スーパー派になるのも。

好きな映画監督とか聞かれて、よくわからないけどとりあえずゴダールとかヴィンセント・ギャロとか言っちゃうのも中二病。でハリウッド映画や邦画は観ないとか言いだすのも中二病。でも一番好きな映画作品は『ショーシャンクの空に』とハリウッドど真ん中だったりするのも中二病

中学生グッズといえば、地元の駅前に「KEN」ていう服屋があって、そこにサバイバルナイフ(バタフライナイフが流行るのはまだ後)やメリケンサックが売っててよく見にいったものです。見にいくだけで、実際にはかっこいい柄のチェンジボタン(学ランのボタンを裏から留めるアレ。校則違反だけど先生に見つかりにくく便利かつ微妙な不良グッズ)かエチケットブラシ(これも何に使うんだかわからない鏡のついた櫛。頭ボウズのくせにな。)を買うだけ。

たまにほんとにメリケンサック買っちゃって、買ったはいいが扱いに困り、修学旅行に持ってきた上で先生に没収されている人もいました。

でも、こないだ常磐線にのったら、今日も元気にドカンを決めたら洋ラン背負ってリーゼントな感じの人がいて感動した。茨城最強!