『グエムル -漢江の怪物-』
2006年。韓国。ポン・ジュノ監督。
久々に面白い怪獣映画を見せてもらいました。
開始30分だけの面白さだけなら他に類するものを知りません。
最近流行りのVFX駆使しまくりのB級モンスターものとおもいきや、
韓国の体制批判、反米要素をうまくシニカルな笑いとして描いてます。
このいうちょっと間合いを置いて「アホな話」を楽しめる感じは大好きです。
ポール・バーホーベン監督作品とかとまさに同じ間合い。
こういう間合いで「太平洋戦争」を描いてくれる日本映画ないのかな。
一見大真面目な話なのに、すごいアホな話にも見える戦争映画。
あ。一昨日テレビでやってた『ローレライ』がそうか。
でも原作者が同じ『亡国のイージス』の方は、
100%アホな映画にしか見えませんでした。
あとこの映画も日本アニメのパクリいわれていますが↑。
こっちのほうが断然面白いぞ。