てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『セカンドライフ』太平洋標準時と過疎化

今日はリアルの方でホワイトデーでした。
リアルの方でという言い方がだいぶ終わってます。

うちの会社の部署では、バレンタインとかしちめんどくさいイベントでは、個々にものをやりとりするのではなく、部署の女子全体から男子全体へといった感じで「大量の何か」を「共有スペースに置く」というのがならわしです。とても平和的な解決法だと思います。

ちなみにバレンタインデーは、当時ニュースで話題だった「不二家のおかしてんこもり」でした。おいしくいただきました。
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で、今日のおかえしは。マックのハンバーガー200個。
すげえ、メガマックが50個もつくれるぜ。

そいで、帰ってきたら本業のほう(『セカンドライフ』のこと)はメンテナンスで入れません。主にリンドン社のメンテナンスは6:00-12:00 PDT(太平洋標準時)という北米の朝方に行うので、日本だと22:00-4:00 JST(日本標準時)ってピークタイムにあたるのは痛いところです。

そもそも、自分がログインする時間が主に1:00-5:00 JSTなので、日本人があんまりいない時間であるのはまだしも、9:00-13:00 PDTにあたる北米の人もほとんどいないわけです。

これが、よそのMMORPGだと、狩場が空いててウマーということになるのですが、『セカンドライフ』の場合、人がいなくて良いことなんてありはしないので…。他力本願な自分としては特にね。

なので、この世界に先行投資をして、ビジネスを考えている人にまず考えて欲しいのは、日本語版がはじまった時に「どれだけの人を自分たちで楽しませ、この世界の住人とするか」です。

基本的に、この世界では課金をしないと土地が持てず、土地がもてなければものも作れません。だから、とりあえずものを作って遊びたいだけの自分のような人間の場合、他人様の土地でこっそりやるか、親切な方の土地を使わせてもうしかないわけです。

いや、土地買えよ!って言われればそのとおりですが。
買います。そのうち買いますとも。

そういった意味では、河口湖さんのされていた「神田のサンドボックス」なんて素晴らしいことだなぁと思っていたら、色々土地的な問題があって閉鎖されてしまったのですね。非常に残念です。

どこのMMOサービスも、過疎化し始めた時点で終わりというものではありますが、『セカンドライフ』でビジネスを考えている人にとっては、過疎化はより切実な問題であると思われます。自分の店の客はとなりの店のオーナーだけ、ということにはなりたくはないでしょうし。

だからといって、サンドボックスをいっぱい作って!というわけではないですが。(正直作って欲しいけど。)全く金を持たないで入ってくる要は「タダゲー厨」という人たちをいかに遊ばせ、金を払うようにさせるかという点が、先行ビジネス人たちのセオリーだと思います。

とりあえず、他のMMORPGにいるような、初心者エリアでいきなり話しかけてきて、聞いてもないのにゲームのレクチャーをしてきて、最終的には「ギルドの勧誘」をしてくるようなバイタリティ溢れる商売人はまだいません。

いてしかるべきだとは思います。このゲーム、自分で操作を覚えるのも、人にやり方教えるのもすごい難しいんだもの…。『FFXI』でLSリーダーやってた頃、毎日他人に操作方法教えてた経験上、明らかにその10倍は難しい…。(つまり『RO』の100倍難しい。)これは先行ビジネス人のみなさん、どうにかしないといけない問題ですよ。