『台湾』 2日目午前
昨日のガイドさんの話によれば、台湾の人は朝が弱いそうで。11:00頃までほとんどのお店が閉まっているそうな。とりあえず朝ごはんを食べられる処を探しつつ、西門から台北駅に向かってお散歩。
『二二八和平公園』。洋風なんだか中国風なんだか微妙なカオス感漂う処。公園で朝から太極拳という中国的シーンは見れず。本当に朝弱いんだなあ。ちなみにバンコクでは朝から公園でパラパラをやってました。
入れそうな店は『吉野家』ぐらい。「牛丼飲料組合餐」とか凄い名前だなあ。でもここまで来て朝から牛丼もないのでスルー。何より生卵がついてこないし。
『台北駅』。台湾国鉄のターミナル。線路は全部地下にあるらしい。
切符売り場。建物の壁側ではなく、中心に売り場があるのはヨーロッパやアメリカの駅っぽい。
『変形金剛』こと映画『トランスフォーマー』の看板。金属の集まりはこっちでも人気。
MRT(地下鉄)に乗って忠孝敦化駅へ。MRT板南線は新しいだけあってハイテクです。でも平日の朝10:00頃なのに、都心部で混雑がないのは謎。
『鼎泰豐』忠孝分店でようやく朝ごはん。台湾のごはん=小籠包=鼎泰豐と言っても過言ではない超々有名店。ちゃんと熱々で肉汁がたぷたぷでした。
数ヶ月前に、池袋東武の『鼎泰豐』でも同じものを食べていたんですが、味の違いは特にありませんでした。値段は台湾のほうがはるかに安いけど。写真の10個入りで700円ぐらいです。日本だと5個で1,500円。何より、店員さんが日本語話せて、サービスや気配りが凄く細やかだったのが素敵。
再びMRTで忠孝新生駅へ。ここには台湾の秋葉原と呼ばれる『光華商場』があります。ちなみに今回はオタ野郎二人旅なので、自ずとオタ方面がメインの旅ですのであしからず。
忠孝新生駅から迷路の様に入り組んだ路地裏を通っていくと、早速ソレ的な看板を発見。
しかし、その看板の指し示す先はどう見ても閉鎖空間。進んでみたけど他人んちの庭に直結してました。これ何の罠?
『光華商場(仮店舗)』。光華商場は実は今度近代的なビルに移転するそうで、今はこの仮設プレハブの中で営業しているらしいです。
中はこんな感じ。主にPCパーツ屋や、DVD屋、ゲーム屋が並んでます。ただ、期待してたインスパイア的なモノや、過剰にオリジナリティ溢れるモノ、要は「素敵なパチモノ」の類は一切なく。正規品を正規のお値段で正しく売っているだけでした。
自慢グッズの店もありましたが、普通です。バタフライナイフとか売ってます。ハワイですら手裏剣やらバグナウやら売ってたのにい!もっと中国ぽい武具売ってくれ。三節棍とか。
なんだかどうも、台湾では現在不正規な商品の一斉取締りキャンペーン中らしく、違反者には罰金まで課せられるそうな。だから、とってもつまらな‥じゃなくてクリーンになってしまったのですね。それは当然いいことなんだけど‥。
こちらは、まんまエロDVDとエロゲー屋さんでした。しかも全て日本製。普通に「日本にない変なゲーム」が欲しいんだけどなあ。でも、日本の同人誌なんかもちょっとだけ置いてありました。「厳選作者同人漫書」ってアンソロジーのことですね。
MRTで台北駅に戻り、駅前の三越の脇にある『K-MALL』というビルへ。ここもヲタショップがたくさん入っている処だそうな。
『GANDAM BASE』。バンダイ直営のガンダム屋さん。松戸のバンダイミュージアムと同様、2mぐらいあるでっかいフィギュアがあります。
ディスティニーたん人気ないけど。デザインは個人的には好きです。特に閉じたときの羽根とか。
ガンプラの品揃えも完璧。ガンダムEXPO静岡限定販売の『MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム クリアカラーバージョン』なんかもフツーに定価で売ってます。
確かこれも香港限定の『1/100 ディスティニーガンダム クリアカラーバージョン』。
キャラホビ2007限定『MG 1/100 シャア専用ズゴック エキストラフィニッシュバージョン』なんかまで。
どれも日本国内では定価以上の値で取引されているものばかりなんですが。もし松戸でも売ってないものだったりすると、かなりレアなガンプラを入手できる穴場なのかもしれません。買わなかったけど。
そして『K-MALL』内をさらに散策していると。
エロゲ屋さんの脇に実寸大の電車ととんでもないもののセットが!!
というか、ここ台北駅前のビルですよ?日本で言ったら東京駅の駅ビルの中ですよ!?いくらなんでもオープンすぎやしませんか笑。でも、もしかしたら日本文化好きな台湾の人にとっては、ガンダムもエロゲも同様に「かっこいいもの」、「飾るべきもの」なのかもしれませんね。
しかし、『K-MALL』で売っているものもまた正規品かつ日本で入手可能なものばかり。台湾特有のオリジナリティ溢れるパチモノは一体何処にあるんでしょうか?午後編につづきます。