『セカンドライフ』 ADK
久々にまっとうな時間に『セカンドライフ』にログインしてみました。自分ちのある「ふぁーが村」も、なんだかものっそい人が多くなってて吃驚です。
そこでみなさんとお話をしていると、なんでも新しく出来た「ADK」とかいう島が好いらしいんですね。「エーディーケイ」っていったらネオジオの格闘ゲーム『ワールドヒーローズ』出してたとこじゃないですか!ついにメタバース進出ですか!とワクテカして行ってみました。
ちょっ。「アサツーディーケイ」の島でした。日本で三番目に大きい広告代理店ですから、電通と博報堂についでメタバース参入はあってしかるべきでしょうね。そしてその名も「ADKアニメワールド」。元からアニメ方面に強いとこですが、全面的にアニメで打ち出してきた姿勢は好いと思います。
それで、↑みたいな感じで、アニメ作品のストリーミングなんかもメタバース内で見ることが出来るわけです。でも、どうせやるならWEB上で見れないものを流して欲しいですね。そうでもないと、メタバース内まで観に来る意味がないので。
あとは『新・妖怪人間ベム』のアバターなんかも配布してました。今流行りの「アンリアルアバター」、「マンガヘッドアバター」という要素をとりいれつつ、特にすごいデキでもないけど、ソツのない作りになってます。
あと新作アニメのプロモも見たんですが、なんかベロがふつーに萌えショタに描かれてて厭なんですけど‥。
まず、妖怪人間ってたしか指四本だったよね。その四本指をわきわきさせながら「おいらベロってんだ、怪しいもんじゃないぜ!」って近づいてきたり、ふつーに小学校に通って授業受けてたり、その子の授業参観に「あのナリの両親」が来ちゃってたり、いろいろ素敵なお話だったはずなんですが。
とりあえず、一時期に比べて『セカンドライフ』に関するマスコミの馬鹿騒ぎも落ち着いてきたし、日本人ユーザーも参入する企業も増えてるし、店の売り上げも(何もしてないのに)伸びてるし、おおむね順調なようです。
あとは、リンデンラボ社がまっとうな運営をするか、100%ユーザーが運営できるようにしてくれること。サーバソースの提供は2007年中って言ってたけど、できるのかなぁ。もう、いくつかの企業が『セカンドライフ』を使わない独自のメタバースを自社開発はじめちゃってますけど‥。
「ミクシィリクルーテイングオフィス」
これとか、完全にミクシィ自社開発のメタバースらしいです。ソースが提供されてるブラウザだけじゃなくて、サーバ側も。「セカンドライフの技術を応用」とありますが、サーバソースは提供されてないはずなので、ほぼ解析してつくったんでしょう。
で、実はそのソースを提供をしたのが「3Di株式会社」というこれまた小さな会社。「Jin-sei」っていう世界初のオープンソースベースのメタバースを今月リリースしたそうです。
あれ、でもアメリカの「There」はもうだいぶ前にサーバソース公開して、MTVとかが自社サーバで運営してるから、世界初ではないと思うけど‥。どっちにしても国内初であることは確かなので、これはすごいことだと思う。まだぜんぜん話題になってないことも含めて。
でも、その「Jin-sei」に参加するにはどうしたらいいのか調べてもどこにも載ってないんですわ。「Jin-sei」でぐぐったら辻仁成のホームページでてきちゃうし。実態がつかめないのでなんともいえないところです。