てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『FF11』 新デスク

ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵

いつのまにか出ていた新ディスク。今度の物語の舞台は過去。どんなお話も、横軸が煮詰まってくると宇宙か未来か過去に広がっていきます。『バキ』とか。『バキ』みたいに。

それで、最近はじめたR(改)さんのお手伝いでちょっと初期エリアにいて思ったんですが、このゲーム序盤マゾすぎます。どんだけファミコン初期のRPGよってぐらい戦闘がシビアです。

そう?って思った人は、もう慣れてる人か、もう壊れてる人か、もう廃めてる人。もしくはサポートジョブをもうとっちゃった人。サポジョブなしの状態って、要は本来の75%以下の性能で戦わないといけないので、サポジョブを持ってる人には想像を絶するキツさなわけです。自分の時はロンチ熱にうかされて、病的にやってたから気づかなかったけど。

さらに最近の親切設計かつスタートダッシュがヌルめのMMORPGを経験しちゃったりするともう。実際、他のMMORPGプレイ経験のある友達にやらせたことは何度もあるんだけど、半分以上の人は「マゾすぐる」って言ってサポートジョブとるまえに辞めてたりします。

多くのMMORPGは、「序盤ちょいヌルめ」かつ「定着ラインを超えたら超々マゾめ」っていう難易度曲線を描いてるものが多いのですが、それはゲーム性云々よりも収益性を考えたが理由によるものなんですよね。運営の目的は「ゲームを楽しんでもらうこと」じゃなくて「継続課金してもらうこと」なんですから。

FF11』の場合はその真逆。「序盤マゾめ」の「後ヌルめ」。これは、だんだん難易度が下がっていくことを、ユーザー自身が「俺なんかゲームうまくなってね!?」という自惚れに錯覚させる、コンシューマーゲームでよく見られる形です。『メタルギアソリッド』とかやるとよくわかると思います。

そういう意味では『FF11』のこの難易度設定は「意図したもの」なんだと思います。さすがに、ユーザーがどのラインで辞めるのなんて数字出して見ればすぐわかることなので、それを知っていてかつテコ入れなしということは、そういうことになります。だからといって「『FF11』は収益性よりもゲーム性を大事にしている!」とまではいいませんが。

というわけで(どういうわけで?)、最近『リネージュ2』をはじめました。βの時に糞呼ばわりして以降やってないうちに、なんだかオリコン調査の「顧客満足度の高いオンラインゲーム」に選ばれたりもしてますので、とりあえず値段のことは抜きにしてやってみました。値段のことは抜きにしてやってみました。

なんていうかもー、序盤がもー親切。何から何までNPCが教えてくれます。んで戦闘のヌルいことヌルいこと。さっくさっくレベルがあがることあがること。おそらくこのまま「定着ライン」まで順調にプレイして、んで継続課金につなげられることでしょう。マーケティング的に非常に優秀な優等生のMMORPGなんだと思いました。

でも、なんでこんな人が少ないの?少ないっていうか誰もいないの?っていうのが本当の疑問。いや、いるとこにはいるんだろうけど、未だ誰一人他のプレイヤーに会わないっておかしくない?と。オリコンの「ユーザー数が多いオンラインゲーム」では『RO』につぐ2位だったはずですよ?

なるべくその理由を値段のこと以外で探したいんですけど結局わからずじまい。ユーザー数が2番目に多いっていうのはどういう根拠に基づく話なんだろう。少なくともランク外の『FF11』のほうがぜんぜん人がいるんだけれど‥。最早値段とかそういう以前の問題だと思うし。

MMORPGに適した難易度曲線はどんなか?」「『リネ2』のプレイヤーは一体どこにいるのか?」「オリコンの調査結果は信憑性があるものか?」ちょっとそこんとこほんとに調べる冒険の旅に出ることにしました。

追伸:日記に『FF』と『リネ』のことを書くと、すぐにコメントにウィルスサイトへのURLを貼るやつがいるので、そういうのは押さないでくださいね。