てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『Sera Korea』 韓国旅行

韓国版『セカンドライフ』こと『Sera Korea』について先日も書いたと思うんですけれども。てっきり韓国のT-Entertainment社がリンデンラボの許可を得て韓国専用のメタバースを作り上げて運営してるんだと思ってたんですが。

こないだ『セカンドライフ』にインした途端Ichigoちゃんに呼ばれて飛んだところ‥。
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あるじゃん!ここが『Sera Korea』じゃん!

我々がいる世界(グリッド)の中に普通にあったわけです。単にT-Entertainment社がプライベートSIM群を購入して運営してるだけなんですね。要するにマグスル社が運営している「MagSL Tokyo」を「日本語版セカンドライフ」と読んでるような感じなわけです。

全グリッド地図でいうと、ちょうど右上のほうにあります。さらに、この「Sera Korea」SIMのちょっと上には「Portuguese」ってSIM群もあります。なるほど、最近はいろんな国の企業がデベロッパーとして参入して、いち早く「我が国版セカンドライフ」を名乗ってしまうのが流行ってるんですね。

そういや一時期、mixiのコミュ内で「日本語版セカンドライフはじまった!」とか言ってメルティングドッツ社の日本語版登録ページへ誘導しようとする輩がおりましたが。あれも同じような運動なんですね。

せっかくなので、韓国SIM旅行をしてみることに。まず特筆すべきは海岸線の造成の細やかさ。朝鮮半島を中心にいくつかの大陸がとり囲むというロケーションですが、ちゃんと海の中の海溝部分まで作りこんであって凄い。
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対して、陸上にはまだほとんど何もありません。こういう何もない状態って、速攻で土地が埋め尽くされて開発が進む『セカンドライフ』では珍しい光景です。だから綺麗な山野を見たいなら今しか。
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そして開発中だからって、工事中を演出するようなオブジェクトを置いておくのは凄いセンスだなあ。よくみるホームページのリンク先に「工事中」って書いてあるのと同じですね。
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島の中央に行ってみると、明らかに「初心者チョートリアル」げな建物がありました。正直リンデン社の初心者チュートリアルは「初心者ふるい落とし機能」だと思ってるので、各国のこういう機能には興味があります。特に韓国なんかはオンラインゲームの運営経験の長さに準じてチュートリアル機能の開発についても一歩先んじてるはずですので、色々勉強になります。
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あとあるのはこうしたランドマーク的な建物。どうせなら、韓国の観光スポットを再現してくれたほうがいいと思うんだけど‥。こういうアメリカ様マンセーな感じの建物をいきなり建てちゃうと、韓国のユーザーって引くんじゃね?といらぬ心配をしたり。
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散策していると、ちょっとこの建物っていうか、家に目がとまりました。
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この家はすごい!特に質感を全部テクスチャで出してる!ファンシーでトゥーンな感じのゲームによるある作りですね。レンズフレアまでいちいちテクスチャで作ってるのには笑ったけど。

セカンドライフ』でリアルなテクスチャーを使って、リアルなものを作ろうとしても、どうしてもモデリング機能側に限界があることから、しょっぱいものしかできないというのが現状。だから、どっちかといえばこういうファンシーでトゥーンなものやアンリアルアバターのほうが、見た目の完成度を追求することができるというのが持論でしたので、それを体現しているモノを見ちゃうと素直に嬉しいですよ。

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久々にこの日記のアクセス解析をしてみたところ、「逆抜き不意打ち斬り」がサーチワードの1位になってました。通常「セカンドライフ」関連ワードばっかりなはずなんですけど‥。なんだっけこれ。これどんなサムスピの必殺技?

調べてみたら『椿三十郎』の超必でした。自分で昔三船版を観た時に書いておいて忘れてました。でも、織田裕二ってなんかどうしてもサラリーマンにしか見えないので、いまいちリメイク版に惹かれないなあ。