てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『ドラゴンクエスト5』 オブリビオンノウタ

電車の中では『ドラクエ5』、家では『オブリビオン』と棲み分けしているゲーム脳な日々。

オブリビオン』おもすれいよ。同様に「自由度が高いRPG」として『ロマサガ』を例にあげるならば、全ての会話における選択肢のデフォルト位置が「ころしてうばいとる」。てきとーにボタンぽちぽち押してようものなら、あっと言うまに稀代の殺人者。

そんなゲームと『ドラクエ5』を一緒にやってると、なんか変な考えが沸いてきます。今日なんか魔物に作物を奪われて飢餓状態とかいう村を助けにいったんですが。そこにいるおばあさんが「私もそろそろお山に行かねばなるめえか…」的な怖いことを言うですよ。

「姥捨て山クエスト」発生ですよ。

私「も」ってところがまず怖いんですけど。とにかく、おばあさんをうまいこと山奥まで誘導して、おむすびを一個だけ渡して、あとは追いつかれないように全力ダッシュで逃げてくるクエストとか…。なんて鬱なクエスト考えるんだ堀井さん…。

…でも、このゲームは『オブリビオン』じゃなかった。
そんなクエストないんだった。好かった…。

とか、ホッとしながら、がんばって魔物の件を解決して村に戻ってくると。「お前ら最初から魔物とグルだったんだな!」的なこと言われるですよ村人に。ちょ…お前ら、こんなド田舎くんだりまで勇者さまを呼び出しておいて、何様のつもり!?

「このゲームが『オブリビオン』でなくて良かったな、
オブリビオン』だったらお前らもう死んでるぞ!!」

でも、考えてみれば、人様の家のタンスを漁ったり、壷叩き割ったりとか、やってることはあんまり『オブリビオン』と変わんない。「とつげき兵」が出てきた時とか、「こいつ、どう見ても魔物じゃないよ!人間だよ!?こいつ斬れって言うの!?」と思った。

そんな症状を「オブリビオン脳」と名づけてみます。ちなみに似たような症例で「GTA脳」もありますが、こちらが重度に発症された方が、タイで実際に「GTAを真似してタクシー強盗」してたのは記憶に新しいところですね。

ただ、『GTA(グランドセフトオート)』の場合、意図しないとタクシー強盗なんかできないし、犯罪を犯せば当然警察に追われて悪ければ射殺されるという現実同然の「報い」を受けるわけで。逆に犯罪の抑止に繋がっているという意見もあります。

対して『オブリビオン』の場合、意図せず「ついうっかり犯罪を犯す」ようにできてます。そして、犯罪に対する処罰も非常に軽い。そういう意味では「GTA脳」なんかより「オブリビオン脳」の方がよほどこわい。プレイの際にはご注意を。

オブリビオンノウタ」

今日モ今日トテオブリビオン
東ニ葡萄ノ畑アレバ
プチプチ摘ンデ店ニ売リ
西ニギルドノ館アレバ
無断デ武器ヲ持チダシテ店ニ売リ
南ニ死ニサウナ人アレバ
装備ヲ剥ギ取ツテ店ニ売リ
北ニ喧嘩ヤ戦争ガアレバ
死体カラ剥ギ取ツテ店ニ売リ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ