『Fallout 3 Operation: Anchorage』
今NHKでやってる「真剣中年某場」とかいう番組に富野由悠季が出てるので、寝るに寝れません。
しかも話題が話題なので。このおっさんが何を言い出すのか本気で気になります。
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『Fallout 3 Operation: Anchorage』
Xbox360で人気のRPG『Fallout 3』のダウンロードコンテンツ(DLC)がいよいよ以下略。
結構すぐにクリアできました。今のところ、値段考えたらDLCのボリウムってちょっとした連続クエストこなして、ちょっとしたいいアイテムが手に入れば御の字なんだと思います。そもそも、既存のゲームシステム使ってクエストだけ作るわけだからコストも格安なわけですしね。
それで今回のソレの場合、RPG要素や箱庭要素は一切合切切り捨てて、ほぼ一本道のストーリーのFPSゲームになっています。めんどくさい部分を切り捨てて、純粋にアクションシューティングゲームとして楽しめるようにしているのは好いところだと思います。ていうか目が疲れない。
あえて言うなら、『Fallout 3』らしい「毒」が全然ないのとバグが酷いぐらい。
いや、中華兵の台詞の吹替えがキているのはある意味「毒」。
あのイントネーションで「コノアメリカヤロー!」とか笑。
でも、まだまだDLCって黎明期にすら至ってない時点だと思います。既存のDLCの多くは、オンラインゲームにおける「アイテム課金」のモノ真似や、単にプレイ時間(または手間)の短縮を目的とするものだったりするので、実際に「ちゃんとコンテンツをダウンロードさせてる」ものって少ないんですよね。
だから、一部ユーザーからは「ただのデータ開放とかレベル上げの手間をカネで売るとかキタねー」とかいう反感を買うわけですが、売る側も「どこまでやっていいかどうか」とかのしきい値をまだまだ見極められてないところです。とりあえず、やってみてデータとれればいいじゃん的な状態。
そんな中で、『Fallout 3』のコレみたいな、「ちゃんとしたコンテンツを作って売る」って作品が出てきて、さらにそこで高い評価を得られるものが出てきてはじめて「DLC始まったな」ってことになるんだろうなあと。反面、データ開放権利を売るだけのゲームはそうそう受け入れられないと思います。
PCのオンラインゲームでも、開放型のアップデートを売るタイトルはそれだけで不人気ですし。
(実質、データ開放型でもデータ追加型でも見た目は同じ更新なのにですよ?)
そんな不満の声に対して、あるメーカーのお偉いさんが「イヤなら買わなければいい」的なことを言ってましたけど。たとえそれが正論だとしても(実際正論なんだけれども)、売る側の人間が言っちゃ駄目ですって。今は黙ってデータとって満足して、次回文句言わせないモノを作るようにしないと。
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とか書いてるうちに番組が進んでて、富野がいつもの調子で結構ひどいこと言ってるのに場の空気を掌握しているのに吃驚。おそらく周囲の人間がアレに対抗できる術をまるで持ってない、というか「彼をただのアニメ監督と思って油断してた。あんな人だと思ってなかった。」ってのがその理由なんでしょうけど。
なんていうか、「この人を敵にまわすと面倒くさい」って意識させる術って最強だと思います。