てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『上海』 2日目

昨夜は昔の会社のお友達としゃぶしゃぶの会。
あの人は今どこの会社にいるとか、どうしているとかお話に華が咲きました。

ていうか、この業界狭っ。

帰りは終電に間に合うかどうか微妙な時間でしたが、余裕で間に合いました。ていうか、人身事故で電車とまってました。mixi東上線コミュを見てみたら、今日3回目の人身事故(飛び込み自殺)だとか。たしか、一昨日も2回人身で止まりましたよね。なんだろうね、不景気が東上線の取得者層を直撃してるとかなんかな。

それ以前に、12連勤終わったとこなんで勘弁してください…。

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話を戻して、10月17日(土)。今日は上海は浦東エリアでお仕事です。
これはたしか、島耕作にも出てきた東方なんとかいう変な塔ですね。わかります。
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仕事とはいっても、中国の某ゲーム会社が主催するオンラインゲームのイベントの視察だったりするわけですが、なにげに東京ゲームショー並の規模の会場と来場者数で吃驚しました。人口が日本の10倍いるとかいう以前に、ほんとに流行ってるんですね中国のオンラインゲームの世界は。

会員数8億とか、同時接続者数4000万とか、にわかには信じがたい数字もでてますしね。

ただ、そのイベントで行なわれた某オンライン格闘ゲームの決勝戦とか観るにつけても、日本と中国のユーザーの違いがはっきりとわかります。その格闘ゲームは一発入ったらそのまま画面端までもってって延々お手玉して終わるような、要するにハメゲーなんですけれど。それが全く許容されてるんですよね。

許容されてるどころか、やってる人はもうヒーロー扱いなんですよね。

日本でやったら間違いなくブーイングの対象で、うちの上司なんてこの試合見てゲラゲラ笑いながら「これ、バグだよバグ!」って言ってたぐらいですけど、バグ技でも何でもそれを使って勝つということは決して「ズルイ」ことではなく、むしろ「頭がいいやり方」で「カッコイイ」ことなんですね。中国においては。

まさに『ファミコン風雲児』の世界です。主人公がチートして勝つ漫画の世界です。

ゲームの他にも、このチートに寛大なお国柄がよくわかったのは、たまたまこの日テレビで見た中国版「サスケ」みたいなスポーツバラエティ番組において。ステージ中の通路に大きな網張ってある障害物があったんですけど。当然、これは"網を上に登って越えていく"べき障害物だと思うんですよね。

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でも、みんな"横から避けて行っちゃう"んですよね。

たぶん、誰かがやったのを見て「これは新しい攻略法だ!」ということになり、みんながみんな真似するようになって、番組側でもこれを許容した結果、障害でも何でもなくなってしまったんでしょうね。でも、この番組の障害物の下は水やクッションではなく"ただの地面"だったので、落ちたら間違いなく骨とか折れるでしょうよ。

ちなみに自分的にはこうしたチートに寛容な国民性を悪いとか言うつもりはないのてすよ。
むしろ、異なる文化、異なる思想に触れ、学ぷのことの方が大事のこと思うのてすよ。

あと、何より違うのはゲームがうまい人が英雄視されるってこと。これは韓国も同じですけど、ゲームがうまいだけでファンやおっかけが出来て、素直に尊敬と羨望の対象となるということ。これが日本ともなると、ゲームがうまい人は廃人とかキモヲタとか呼ばれ、嫉妬や唾棄の対象にしかならならないんですよね。残念なことです。

話変わりますが、お昼ごはんは会場の近くのお店、『上海小南国』でした。

アヒルの舌を唐辛子と炒めた物。アヒルの舌は美味しいけど、唐辛子が無理ゲーでした。
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晩ごはんはホテルの近くの『海上阿叔』。

アヒルの中になにかごはん的なものが詰まっているのも。皮がぱりぱりうまいです。
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観光してないのでごはんの写真しかないです。そいで、ホテルにもどってテレビつけたら、『ドラゴンボールZ』がやってました。サイバイマンが出てくる回でした。中国語吹替えなんですけど、べジータが妙におっさん声でした。あと電影チャンネルで『プロジェクトA』がやってました。サモハンの動きすげーなー。