てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『X-MEN ZERO』 前ダッシュ→大パン

週末はなんとかいうウィルスに感染し、高熱とともに一時的に記憶を失っていたのですが、週明けなんとか回復し出社。んでも、会議中にどうにも頭が痛くなってきて、上司が大事なプレゼンしてる間もなんかブツブツいいながら壁にゴインゴイン後頭部を撃ちつけている完全に危ない人になっていたので、定時で退社しました。

家帰ってラーメン作って食べてたら治ったけど。

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ウルヴァリン: X-MEN ZERO

2009年のアメリカ映画。ギャヴィン・フッド監督。

ウルヴァリンとそのお兄ちゃんのセイバートゥースがひたすら「前ダッシュ→大パンチ」で闘う話。

劇中ことあるごとに合間見えるこの兄弟なのですが、毎回毎回やることはおんなじ「前ダッシュ→大パンチ」。『マーヴル・スーパーヒーローズ』という格ゲーで両キャラとも使えるんですが、キャラ性能的になにはともあれ、「前ダッシュ→大パンチ」が基本になってくるので、設定の忠実さには納得はしています。

あと、背景のカナディアンロッキーの自然がとても美しい。ここまで背景ばかり映える映画は珍しい。

そんな中でも、ひたすら「前ダッシュ→大パンチ」で闘いつづける兄弟。せっかくウルヴァリンの過去話なので、個人的に大好きなキャラ(使用キャラとしても)オメガレッドが映画に出る最後のチャンスと思って観たら、結局出ねーでやんの。まぁ出たところでこいつも基本「前ダッシュ→大パンチ(ヒット確認→オメガストライク)」。

X-MEN』の格ゲは、セガサターン版が出たとき全国大会があって、何故だか決勝トーナメントまで出たですよ。

今から15年くらい前かな。場所は両国国技館。昔はあの会社もあんなとこでイベントやる金あったんだなーと。篠原涼子がステージで歌唄って、伊集院光が司会という豪華っぷり。バブルだったんですね。テレビアニメもやってたし、ハリウッドで映画もやっちゃってましたからね。ジャン・クロード・ヴァンダム主演で。

メインイベントは『ストリートファイター リアルバトル オン フィルム』発表!というショボさでしたけど。

そんな中、隅っこの方で行なわれてた『X-MEN』の大会。一応そんなんでも全国大会。サターン版とはいえ、無印では「ウルヴァリン1強」状態。普段使いのオメガレッドを封印し、ウルヴァリンでひたすらハメ勝っていきました。ダウンした相手を大パンで立たせてキャンセルドリルクローが入るとかそういう時代でした。

で。結果はやっぱり他のウルヴァリンにハメ殺されて負けたんですけれどね。

そういえば、日本でのテレビアニメ『X-MEN』放映時も、番組の最後になぜか格ゲの対戦コーナーがあったなー。今思うと想像もできないけれど、格闘ゲームが流行った時代って本当にあったんだなーと懐かしくなりました。特に、マーヴル系の映画を観るたびにそういうことを考えてしまう年代なのですね。