てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『イングロリアス・バスターズ』 金かえせ!

久々に近況でも書こうと思ったけど、そもそも近況を書くだけだったらTwitterで十分。

今日は忙しかっただの、何処に行っただの、何を買っただの、何を食っただの、忙しかっただの、そうしたこころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくかきつくることに関してTwitterは極めて優秀なツールですよ。そーゆー意味で、日常的に何かを書き記すという意味で、ブログの必要性はどんどん薄れてきている。

ていうか、『徒然草』にかけたブログのタイトル多すぎ。

利便性と情報伝達の速度だけを求めるのであればTwitterは優秀。而して事象を正確かつ信頼のおける形で伝達するという意味合いでは、正直いかがなものか。その疑念の正体は、文字数の制限などというシステム面ではなく、単純に「ポッと出のサービス」に対する信頼性の低さに起因する。

うっかりウィルス的な何かに感染して、迷惑ワードを垂れ流すようなことも実際ある。

RT(リツイート)を利用して、まるで近所のゴシップ好きのオバチャンの如く、「本人が言っていないことを、さも言ったかのように伝播させる」こともできる。また、少々前述のウィルス的な機能を用いれば、本人のアカウントから第三者が言わせたいことを自由に言わせることも可能性の範囲内。

「さぁ諸君、第三次世界大戦のはじまりだ!」(2011年8月5日 AM8:05 BarackObama_ja呟記)

現時点では多少SF染みたな話ではあるが、第三者の謀略とは無縁な大臣が「津波なう」って呟いた例もある。情報の信頼性がまだまだ便所のラクガキレベルに低すぎる。ソレを信用してビジネスに利用したり、報道として受容するに足りていない。要するに、まだまだオモチャに過ぎない。

まるで、ニフティサーブや初期のインターネットのように、アニメとゲームと嘘が織りなす糞世界。

逆に「まだインターネットの初期と考えれば、あとから今のインターネットみたいになるから大丈夫だ!」という考え方もできる。ただ、過去に「ポストインターネット」を唱えては消えていった事象の数々があったということも忘れてはいけない。そして、そこにいるヒトとカネを食い物にして糞すらしていかない奴らがいることも。

何より、個人的にはずっとアニメとゲームとうんこまみれの世界でいいと思ってる。

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イングロリアス・バスターズ

2009年のアメリカ映画。クエンティン・タランティーノ監督作品。

何で前置きの近況とかTwitterの話が無駄に長いかっていうと、この映画に関して書くことがあんまりないから。ていうか、この映画自体がこれまでのタランティーノ作品同様、物語の本筋に関係なさ気なうんこ話の応酬で出来てる素敵なうんこ作品であるということへのオマージュ。オマージュって言えば何言ってもいいと思ってる。

とりあえず、途中退席して「金かえせ!」って言うのは絶対無理だ。個人的には。

例の「面白くなければ全額返金キャンペーン」の話。だってアレだろ?途中退席してロビーに出ると、葉巻咥えてトンプソン短機関銃持ったタランティーノサミュエル・L・ジャクソンがいて、「ないよな?ないだろ?よーしいい子だ席にもどれ。」って万国共通言語の「アゴでジャスチャー」してくるんだろ?無理だよ。

でも、たまに空気読めないスィーツ女が構わず出ていこうとして蜂の巣にされてるんだろ。

「いや、別に俺ァかまわねーよ?お前がファッションとして映画好きを自称したいがためだけに観に来てよーが、最初から上から目線で文句言いたいがためだけに観に来てよーが、『ブラピさいこぉ〜!!』って言いいたいがためだけに観に来てよーが、俺ァかまわねー。最悪、『ジョニデさいこぉ〜!!』でも、まぁかまわねー。」

「だが、相棒のサムはどうかな?こいつはジョニー・デップが大っ嫌いなんでな!!」