『アーティスト』 犬かわいい
『アーティスト』
2011年のアメリカ映画。ミシェル・アザナヴィシウス監督作品。
いやー、犬がかわいかったです。犬が。
ぶっちゃけた話、犬がかわいかった以外はよくわからない映画でした。難解というよりは、映像から発信される情報量が少ないのと、単純に自分の教養が足りてないせいだとは思います。おそらくはコレ何かの映画のメタファーなんだろーなー的な描写も結局よくわかりませんでした。
正直、感想っていってもまじで「犬かわいい」しか書けないんですよ残念なことに。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』観たところで「ジョニデサイコー!」しか感想がでてこないJKのこと笑えませんね。あと映画観終わって席たった途端「ちょっとお兄ちゃん!結局これどんな話だったの?」って話しかけてくるおばちゃんと同じラインに立った自覚がありますよ。まことにお恥ずかしい限りです。
まぁ、でも「よくわかんなかった」というのがほんと正直な感想です。
映画観た後ソッコーでネット検索してそれっぽいネタバレサイト見て、なんとなく知ったか風に評論じみたことを言うことは簡単です。1ミリの作為も見逃さずに正確にストーリーを把握して描写することも難しいことじゃありません。でも、それやっちゃうと「自分が映画を楽しんだ記録」ではなくなっちゃうんですよね。
いや、だってほんとまじで犬かわいかったんだって。話はなんか知らんけど。
って気持ちを残す方が、映画の内容を正確に把握することよりも大事だと思うんです自分の場合。某映画のラストがハッピーエンドかバッドエンドかでなんか最近揉めてたけど、そんなん決めるのは評論家に任せておけばいいんじゃんね。自分がどっちだと感じたか、何故そう感じたか、考える方が楽しいでしょう。
わからんかったら、わからんかった。でもいいと思うんですよ。
「わからんかったから駄目な映画だ!」って言うのは違うと思うけどね。ただ、物語を理解できない視聴者は駄目だとか、脚本を正確に読み取ったから良いとかそういうんもんじゃないっしょ。映画の観方に関して勝ち負けなんかつけてどーすんのと。作ってる側からしたらどっちもいいお客さんなんですよ。
いや、映画に関する教養がないことを誤魔化そうとかそんなことはぜんぜんそんなことないですよ。
確かに映画観てる本数とかそんなにないですし。映画館に行く時間もどんどん減っちゃってるし。昔の名作と呼ばれてる映画観てもだいたい寝ちゃうし。デビット・リンチ作品観ると確実に通常の2倍増しで寝ちゃうし。実際教養はないですけど、教養がないとかうるせーばかにすんなーばか!
もういいよー教養とか必要な映画とかきらいだよーもうー(本音)。