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『プレデターズ』 ネタバレヤクザ

※※※この記事は、映画のオチに関するネタバレを含みます。※※※

プレデターズ

2010年のアメリカ映画。ニムロッド・アーントル監督。

先日は、テレビで『プレデター』をやってたので、七夕でした。七夕といえば『プレデター』ですしね。テレビ東京水曜ロードショーのイカレっぷりは年々磨きがかかっていきます。そんなわけで、“狩りぐらしのエイリアン”こと、プレデターさんが出てくる映画の最新作なわけですが。ネタバレありでお伝えいたします。

まさか、“プレデター側全滅エンド”とは思いもよりませんでした。

すみません…いきなりオチから入ってしまいました…。だって、この映画を語るにあたって、たぶんオチを避けては通れないんですもの…。ていうか、今回プレデターの皆さんいくらなんでもふがいなさすぎですよ…。たった1人で特殊部隊を壊滅寸前まで追い込んだ、無印のプレデターさんの爪の垢でも煎じてのませたい。

サン〇ーモーニング風に言うと、「今日のプレデターズは喝だな!喝ッ!」って感じ。

ああ、ちなみにあの番組は大嫌いなんですけどね。誰だか知らないけど偉そうなじじいが出てきて、がんばってるスポーツ選手にダメだししては、よくわからん理論を振りかざして叱りつけるという、認知症のキ〇ガイ老人保養番組なんですよね。ほんと、あんな番組流してるからテレビ局が潰れそうになるんですよ。

まぁ、それでもちょっと今回のプレさんたちときたら、サービスしすぎですよ。

特にあのヤクザ。テレビCМや予告編でおなじみの、上半身裸に鬼子母神の入れ墨、ポン刀振りかざしてプレデターに闘いを挑まんとするあのヤクザですよ。あれは一体どんなシーンなんだ!?というのが、おそらく一番気になる部分だと思うんですけど、実際文字通りヤクザとプレデターの“立ち合い”なのです。

いっそ、『プレデターVSヤクザ』ってタイトルにしたら大ヒットした気がするんです。

そんなヤクザが、追いかけてくるプレさんたちを食い止めるため、他の地球人たちを逃がして一人しんがりに立つシーンなんですけれども。抜刀して立ちふさがるヤクザに対し、なんとプレさんはエネルギー兵器を使うことなく、抜刀して応じるんですね。“1対1の立ち合い”に応じちゃうんですよ!!

甘ェーー!!佐藤錦の砂糖漬けより甘いよーーー!!プレデターさんっ!!!!

シュワちゃんが張り巡らした絶妙な罠すら、その類まれなる警戒心から察知して回避した、無印のプレさんではとてもありえない判断です。最近、クロサワ映画でも観ちゃったんでしょうか。そんなていたらくだから、なんか“小学生の剣道”みたいな太刀筋のヤクザに抜き胴決められてアッサリ負けちゃうんですよ。

いやでも、ヤクザは正直かっこよかった。ヤクザ観に行くだけでも、お金払う価値ありますよ。

で、ヤクザ以外にやられたプレさんの死にざまもなんだかあっけないんですよね。手榴弾でふっとばされたり、あとなんかギュネイみたいにいつのまにか死んでたり。特に、ラスボス級のプレさん(たぶん、狩猟団のリーダーなので、社長かなんかだと思う。)とか、鈍器でぼっこぼこにされた挙句、首チョンパですよ?

てか、社長。泥塗った人間が見えないとか、20年前の古典的弱点ですよ!!知っとこうよ!!

そんなプレさんたちが雑魚丸出しな中、地球人の間で巻き起こる不和や諍いの方が圧倒的に脅威。「本当に恐ろしいのは、宇宙人ではなく人間なんだ。」そんな裏テーマが垣間見えそうなぐらい、人間こわい。あの惑星で独りずっと生き延びてるモーフィアスの狂気まじで怖い。お前、一体誰としゃべってんだよ!?

いや、でもそんな裏テーマいらないから!!強くてカッコいいプレデターが見たいんだよッ!!

あとは、微妙に「?」が残るシーンがいくつかあって面白かったですね。途中、プレさんたちの村に縛られてたプレさんは一体何者なのか?とか。一瞬、仮面を被りなおすシーンで、仮面のデザインから「もしかして無印の!?生きていたのかっ!!」と思ったけど、その直後首チョンパされて死んだしな。

あの、医者の正体もよくわかんなかったなぁ。あんな、無駄にミステリ臭さなんか出さんでいいのに。

総評としては、なんだかちょっとテンポが悪くて、SFアクションにしては古典的過ぎる特撮映画って感じでした。ただ、B級ヤクザ映画として楽しむのであれば、十分なデキだと思いますよ。『トラック野郎 一番星地球へ帰る』とか、そういう続編シリーズ化が出てきても全然不思議ではないですね。

とりあえず、今回のプレさんたちは、メン・イン・ブラックに保護されるレベル。もっとがんばれ!!