『切腹』
『切腹』
1962年。小林正樹監督。
個人企画「『シグルイ』みたいな映画が見たい」第弐弾。
タイトルがタイトルですが、別にグロ系ではないです。
というか一寸先が読めないストーリー展開と、
武士道に対する痛烈な皮肉が光る、
立派な社会派映画です。
それはそれとして、
当時(江戸中期)の切腹事情や、
切腹に関する薀蓄話も満載で大満足。
別に劇中で語られてたわけではないですが、
よく漫画とか(『シグルイ』とか)の切腹で見るように、
介錯で首を切り落とされた際、首の皮一枚でぶらさがってる状態、
あれは「抱き首」と言って、この形に斬るのが介錯人の礼儀なんだそう。
「身体を分割するのは親不孝」って儒教思想の影響らしいです。勉強になります。
てか、そんな精密な斬撃を狙って打てた、昔の介錯人ってほんとにすごいんだなーと。
で、話は全然変わりますが、賛否両論あります、
『コードギアス 反逆のルルーシュ』新OPテーマ「解読不能」。
なんかデジャヴがあってひっかかってたのですが、さっきわかった。
『つるピカハゲ丸くん』のOPテーマ「つるピカハゲ丸倶楽部」に声がそっくり。
歌ってるつかせのりこさんは既に故人ですが。
改めて聞いてもほんとに似てる。
で、さらに話は変わりますが、
プリキュア増えすぎ。