『バンコク 3日目』
バンコク3日目 -電脳編-
朝、中国語のテレビ番組でやってた占い。
乙女座のあなたの今日のラッキーアイテムは「三節棍」。
バンコク市内を走る新しい電車「BTS」スカイトレインに乗って、市内の中心地でもあるサヤームへ移動。今日はアジア最大のサイバーシティでもあるバンコク電脳巡りがテーマ。
ニンテンドーDSと『旅の指さし会話帳 タイ』を起動。
「タイの中野ブロードウェイ」こと「MBK(マーブンクロンセンター)」へ突撃!
と、その前に本当にこの『旅の指さし会話帳 タイ』が使えるのか。
MBKの一階にあるスターバックスでチェックしてみる。
店員に向けて「コーヒーをください。」をタッチペンで選択。
「アオカーフェー」とDSが変わりに発音。
スターバックスラテが出てきた。
間違ってないけど。正直使ってる姿が恥ずかしすぎる。DS終了。
MBKは食料品から電化製品までなんでも売る超巨大ショッピングセンター。
フードコートからボウリング場、映画館までなんでもあり。
『デスノート』も上映中。
なんでもありなだけあって、面白いものもたくさん。
ピザを食らうチャングム。
これで医食同源とか言うんだからびっくりだよ。
パチモノくさいキャラクターグッズ屋も満載。
左下の黄色いトリがこわいです。
5F,6Fにはゲームショップも。
日本では入手困難な「ニンテンドーDS Lite」もフツーに売ってる。
値段を聞いてみたら6,400B(約19,200円)とのこと。
当然現地のキッズには手の出せない値段。
ハードではまだまだ「ゲームボーイアドバンスSP」が現役のよう。
では、ソフトはといえば。
「メニーソフト」と呼ばれる、要はコピーゲームが一杯詰まったカートリッジが主流。内容についての詳細は「おみやげ編」で後述するものの、ファミコンソフトが100本以上詰まったGBAカートリッジが200〜600B(約600円〜1,800円)で売られている。完全新作のソフト(カートリッジだけど中身はコピー)については、300B(約900円)位のようでした。
他には、日本でも流通しているSuperCardという、ミニSDカードにコピーゲームのデータを保存するものなんかもある。こちらは店頭あるのはゲームデータのカタログだけ。カタログから購入したいゲームを選んで、店員にミニSDカードを渡し、中に読み込んでもらうというもの。
プレステ2のソフトもSuperCardと同様にカタログ購入のシステム。カタログから好きなゲームを選び、DVDに焼いてもらう。値段は1ゲーム100B(300円)程度。但し、正規版のプレステ2は使用できないため、改造版プレステ2を別途購入する必要がある。
じゃあ、オンラインゲームはどうよ?って所では、こちらは流石にアカウント課金が必要であるため、コピーは不可能。
ネットカフェやあちらのオンラインゲーム情報誌を見る限りは、韓国系の『ラグナロクオンライン』、『リネージュ2』が主流。雑誌(25B=約75円)を買ったら『リネージュ2 クロニクル5』のフルクライアントDISC(4枚組)がついてきたところを見ると、月額料金も殺安いんだと思う。
ただ、一般家庭へのPCやブロードバンドの普及率がまだ低いこと、ネットカフェでは一時間あたり10〜20バーツ(約30円〜60円)でプレイができることを考えれば、韓国みたいにネカフェでのプレイが主流っぽい。
タイは青少年の「ゲーム中毒者」の増加を憂慮し、世界で唯一夜間のオンラインゲームのプレイを法令で禁止している国でもある。自主的にログインを控えさせるのではなく、強制的にゲームサーバーを停止してしまうんだそうな。
『PSU』もタイでサービスしたらいいのに。どうせ夜繋がらないんならさ。
MBKで買い物した後はサヤームスクウェアの喫茶店へ。
「AKIBA(アキバ)」
名前からしておわかりですね。メイド喫茶です。
中は半分くらいが漫画屋さんで、残り半分が喫茶スペース。
漫画全て日本のコミックスのタイ語版で一冊40B(約120円)ぐらい。
これもコピー本なんかな。紀伊国屋書店なら300B(約900円)ぐらいだよ。
ガンプラなんかも飾ってあります。
このカラーリングの「ウイングVer.Ka」は素敵だ。
そして、メイドさん一名発見!
「写真いいですかー?」と聞いたところ、
すっごいはにかんだ笑顔で「ノ…ノ〜!!」って。
平さんへのおみやげ画像が撮れなかったのは残念ですが、
彼女らに日本のようなメイドプレイを要請するような店ではなく、
当地の一流大学で少々腐女子入った様な娘さん方がバイトしてるらしい。
腐女子いっても見た目はフツーの娘ですが、
タイ語版『デスノート』のコミックス買ったら、
「同人誌もあるよ!」って薦めてきたんでソレと察する。
でも、イベントの時はこんなんらしいよ。
サヤームスクウェアには他にもナイスなお店が。
「ICE MONSTER(アイスモンスター)」
マンゴーとランブータンのカキ氷。
氷は極小粒で口の中に入れた瞬間にさらっととろける。
ココナッツミルクの練乳?みたいなのがフルーツに絡んでおいしい。
バンコクでも出来たばかりらしく、すごく混んでた。
日本にはまだ大阪にしかないらしい。
東京にできないかなー。
「Mango Tango(マンゴータンゴ)」
マンゴー専門のスウィーツショップ。
写真はマンゴーアイス、マンゴープリン、
生マンゴーがついた、マンゴータンゴ85B(約270円)。
マンゴーが日本じゃ絶対食べられないような水々しさと甘さ。
ここばっかりは、バンコクに来たら絶対立ち寄りたい店の大本命。
てか何でこんなデザートばっかり食べてるかって言うと、
ものっそい暑い。摂氏36℃とかで湿度もすごい。
なんかもーごはんとか食えないっす。
バンコク最大級のデパート「Siam Paragon(サイアムパラゴン)」では、
「大戸屋」も発見。メニュー見て日本と同じなのでヌルー。
そういえば他の国にはよくある「吉野家」と「和民」は見ないな。
「伊勢丹」の向かいの巨大スーパー「BigC」のゲーセンを物色。
ゲーセンていうのかなコレ。すっごい筐体がちっさい。
でも、この省スペース感は日本も見習うべき。
1ゲーム10B(約30円)て埼玉県と変わらない。
コインいっこいれると、ゲームを選択できます。
完全にタッチパネルで操作が完結してるのも素晴らしい。
ゲームはテキトーに選んだら(字読めないしね)、間違い探しゲームに。
どっかで見たような左右の絵の間違い部分をタッチして回答。
本当にどっかで見たような絵だよな。
おもしろいけど。いいんかなこれ。
「Pantip Plaza(パンティーププラザ)」に移動。
MBKが「中野ブロードウェイ」ならば、
こっちは「バンコクの秋葉原ラジオ会館」な感じ。
1Fから5Fまで違法電脳パーツ屋がぎっしり。押井守の世界。
ただ、客引きがもう引きすぎ。落ち着いて買い物なんかできません。
腕さわんな、さわんな、さわんんなあああああきいいいいいいい!!!!
早々出てきちゃいました。
「mad about juice(マッド・アバウト・ジュース)」
バンコクのデパート随所にあるフレッシュジュースのお店。
その場で野菜しぼってくれます。青汁とかもあるよ。
疲れたので午後はまたマッサージに。
バンコクの半分はマッサージでできていると思われ。
「King&I Spa&Massage(キング・アンド・アイ・スパ・アンド・マッサージ)」
人気店なのに予約なしで入れた。フットマッサージ1時間。
足の中のよからぬクワガタがまたとれた。
晩ごはんはまた「Emporiumu(エンポリウム)」のフードコート。
カオ・マン・ガイ(65B=約195円)。うまいなあ鳥と米。