『ダ・ヴィンチ・コード』
『ダ・ヴィンチ・コード』米映画
キリスト教というファンタジージャンルの同人小説を書いたら、
本家から怒られたソレの映画。
いいじゃんファンタジーなんだしといいつつも、
カトリック教会だって商売なわけだから。
要は他人の庭で商売すんなという話。
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例えば「ディズニーランドのミッキーマウスの中には人がはいっている!」
と声高に主張する同人誌があると思えばわかりやすい。
読んだ人は「まぁ、それはそうだよな」と思いつつも、
「そうかー、中の人いるんだよな。ちょっと萎えた」となる。
ディズニーとしてはそんな同人誌を売るのはやめてほしいわけで。
ぶっちゃけ商売の邪魔だ。当然、作家にクレームをいれる。
「そういう本を書くのはやめてください。迷惑です。」
対して作家は、
「じゃあ、認めるんだな?ミッキーの中の人を?」
ディスニー広報、
「ミッキーマウスに中の人なんていません!」
予想どおりの回答に、作家はしたり顔でさらに続筆。
「ディズニーは中の人説を隠蔽しようとしている!」
「こっちには証拠がある!」
「これが背中のチャックの写真だ!」
「ミッキーの中の人を引っ張り出して、衆目に晒してやる!」
「ディズニーランドの陰謀を暴いてやる!」
とエスカレート。
で馬鹿がもて囃すから商業化・映画化決定みたいな感じ。
まぁ、実際ミッキーの中は人だからいいけど。
今作で原作者の主張するところの根拠は、
たかだが一枚の絵から無理矢理こじつけた誇大妄想だし…。
まさに陰謀論。
内容はさておき、今作の一番の失敗点。
一般人が予備知識なしに初観で内容を理解できるようなエンタメ作品でもないのに、
モロそういう売り方をしちゃってるところ。
実際、となりで見てた中学生集団の感想第一声が。
「…わかった?」
「いや、ぜんぜんわかんねー…」
「てか、ナニコレ?(半ギレ)」
原作読んでるか、最低限キリスト教とその歴史に関する予備知識が必要。
カトリックと聞いて、どんな集団かわからない人にはまず無理。
カトリックと聞いて、
「友達を殴ってはいけません。殴ってよいのは化け物どもと異教徒どもだけです。」
と即答できる人になら、お勧めだ。
それはお勧めだ。
とてもとてもお勧めだ。
当然、敬虔なカトリック教徒(自称)で絶滅主義者である自分も存分に楽しめた。
何よりこういう陰謀論は大好きだ。
フリーメイスンとかイルミナティとかゴールデンドーンとか。
子供の頃によく親から、
「新聞なんか大衆が読むものだ!もっと世の中の裏を読め!」
ってそういう本たくさん与えられて読んでたからね。
なんて駄目な親だ…。