『TSUTAYA』 閉店
新作映画は『TSUTAYA DISCUS』で宅配レンタルして(新作も同じ値段だから)、旧作やTVドラマ系は近所の『TSUTAYA』でレンタルして(安くて大量に借りれるから)いたのですが、今日その近所のお店に年末年始見た大量のDVD(主に『Dr.House』と『マクロス・ゼロ』)を返却しにいったところ、お店が潰れてました。
ちょ、待っ。借りる時全然そんなこと言われなかったんだけど…。
でも、一応「返却ポストは稼動中」って張り紙があったので、そこに入れてきましたけど。正直いろいろ困るなぁ。何より、その店本屋も併設されてるんですが、その本屋がなくなっちゃうと、近所に本屋が全くなくなってしまうん。というか、本屋が潰れたので併設されてる『TSUTAYA』も一緒に無くなったというのが正確なのかも。
なんだとッ!Amazonのしわざかッ!?
というわけでもなく、今の出版業界の不況は他業種に比べても本当に酷くって、本屋さんもその影響をモロに喰らって、街の小さな本屋はバスバス潰れてるんだそうです。かの『週刊ファ○通』が10点満点を連発するのも、決して金もらってるとかではなく、そうでもして話題性を上げて少しでも部数延ばすしかないからとか。
いずれにしても、その本屋さんがなくなると、必然的にAmazonで買う機会が増えて、遠出してでも営業中の本屋さんに足を運んで本を買う機会も減っちゃうんですよね。自分的には、本屋さんをぶらぶらしながら欲しい本を探すこと自体が趣味だったりするので、あんまりAmazonは使わないんですけど。
映画のDVDを探すにしても、確かにタイトル検索できる『TSUTAYA DISCUS』は便利なんですけど、そもそもその観たい映画のタイトルをあらかじめ知ってないといけないわけで。レンタル店をぶらぶらしながら、全く知らない映画を手にとって、面白そうだからとかジャケ借りするのが結構好きだったりするんですよね。
かといってお前、その店で新作借りて金落としてねーじゃねーか!!と言われればそれまでですけど…。
おそらく、旧作やTVドラマを100円とかで貸したところで、ほとんど儲けにはなってなかったんでしょうね。でも、そもそもの話をするなら、宅配レンタルっていう便利なものを出した時点で、『TSUTAYA』の末端の店舗の存在価値がなくなってしまうというのは、『TSUTAYA』自身が一番わかってたんじゃないんでしょうか。
同じような話として『PSP Go』が出た時もソニーが販売店と(自主規制)でも、売れなくてよかったですね^^
とりあえず、今後は『TSUTAYA DISCUS』一本で映画DVDを借りることになりそうですが、そもそも品揃え的に微妙なのが気がかり。「あの作品を置いてないの!?」ってことが多々あるし。VHSしか存在しない作品は借りれないし。(まだVHS置いてるお店ってあんまりないけど…。)同時に2本までしか借りれないとか色々アレです。
そもそも、現時点でDVD化すらされてない作品って、完全に消え行く運命ですよね…。
DVDになったとして誰得なB級映画の中にも、面白い作品はたくさんあるので悲しいお話です。せめて、渋谷TSUTAYAにさえ遺しておいてくれたら別にいいんですけど。あそこの品揃えは本当に異常だと思います。以前、成増にあった異常にマニアックなレンタルビデオ店の品も、全部あそこに買い取られたのかなーと思うぐらい。