『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』 アストロロボ・ササ
わりと他のサイトで語られてる内容とかぶる感想なので手短に。
要するに、旧作『特攻野郎Aチーム』とリンクして考えなければ何も問題ない良作です!!
2010年のアメリカ映画。ジョー・カーナハン監督。
そりゃあ、過去のTVシリーズの『特攻野郎Aチーム』は、無益な殺生はしないし、主に人助けが理由でしか動かないし(OPでは金しだいで言ってるのに)、撮影自体もCGなんか使わず全部実写でやってたし(時代を考えたらあたりまえだけど)、それと比べて今作は「こんなんAチームじゃねえ!!」って気持ちもよくわかります。
でも、戦車で空飛ぶ映画ってだけで、面白いからいいじゃないですか。
横に砲弾を撃つことにより、その反動で反対側に飛行。下に砲弾を撃つことにより、落下の衝撃を緩和。そんな無茶苦茶な設定のアクション、コマンドーが主役だって不自然ですって。このアイデアをやっても全く不自然じゃないヒーローが必要と考えて、そんなんAチームしかないじゃんと考えるのは自然な気がします。
ん、いた。他にもいた。『アストロロボ・ササ』がいた。
戦車とバズーカという違いこそあれど、やってることは全く同じですね。今作がこのゲームをモチーフにしてるとかはさすがに考えませんけども。てゆか、どっちでもいいからハイエンド機で作ってほしいゲームですね。いや、もしもしゲームでもいいので、今すぐ俺に『アストロロボ・ササ』をやらせてくれ。
閑話休題。兎に角、戦車が空飛ぶ映画ってだけで、いいじゃないですか。
自分も小学生の頃、学校から帰ると夕方のテレビ番組で『特攻野郎Aチーム』か『超人ハルク』を観て育ったクチだし、ゴールデン洋画劇場では必ず淀川長治さんの解説ともども楽しみに拝観していました。当然旧作には並々ならぬ思いいれがあります。その分、本作にも旧作ファンならではの期待は持っていました。
それでも尚、戦車が飛ぶからいいじゃないですか。
てゆか、今作のハンニバルが戦争狂で酷い言われてますけど、どーかんがえても旧作のハンニバルの方が“コングの扱い方”に関しては酷かったと思いますよ。完全に“道具扱い”してましたよ。コングが作戦を嫌がっても、今作みたいに説得とかしないで、「まぁ、一杯飲め!」ってミルクに一服盛ってから戦場に運んできましたよ。
まぁ、いいじゃん。戦車飛ぶし。