てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『コンスタンティン』

コンスタンティン』米映画

2005年。フランシス・ローレンス監督。キアヌ・リーブス主演。
ジョン・コンスタンティンは、人間界に入り込んだ天使や悪魔と手を組んだり闘ったりする私立探偵。こう書くとなんか「デビルサマナー」ですが、そう理解いただいて問題ないです。悪魔とか見た目まま人間だし。

でもコンスタンィンはキョウジみたいなサマナーではなく、ハッカーズのナオミみたいに「観世音の済度」とか「ソーマ神権現」みたいなのを使って闘うとご理解いただけるとわかりやすいです。わかりにくいです。

というかコンスタンチン君は『ブレイド』みたいに物理的にぬっ殺す体育会系ではなく、聖書の規約に則って事務的に処理する文科系。ヴァンパイアハンターというかはエクソシストみたいげなソレ。
だからCMに騙されてアクション映画だと思ってみにいくとなんかアレ?と思うことウケアイです。一番アクションな部分は太ったおっさんが酔って暴れて死ぬところです。

それでも、カトリックの規則規則した世界観や、聖書の教義とか宗教めいた話は個人的に耽溺。そしてコンたんは史上類をみない地味なヒーローですが、煙草とZIPPOを扱う仕草が最高に格好良い。

肺ガンで余命1年だけど。

あとエンドクレジットの後に、ちょっとしたオチがありました。

既に客は自分以外全員席立ってたけど。みんな最後まで見ようよ。