『スターウォーズ エピソードIII シスの復讐』
2005年。ジョージ・ルーカス監督。
ようやく観てきました。みんな早く観過ぎ。
エピソードIで描かれたダースベイダーことアナキンの幼少時代、エピソードIIで描かれたクローン戦争の勃発とアナキンのジェダイ騎士としての成長、そっからどうエピソードVIのダースベイダーに繋がるのかが今回の観どころ。
見事だ。見事に繋がってる。
観終わった後ダッシュでTSUTAYAに奔り、エピソードVIを借りて観て、その見事さを再確認。27年間の溝なんてこれっぽっちも感じない。
その見事な引継ぎの手法のひとつとして、おそらくエピIIIは途中から意図的に「セットをしょぼく」していっています。「しょぼく」っていうのは後述するように勘違いなんですけども。
元々新3部作は、1980年代製作の旧3部作と違和感がないように、実際に80年代より前の1970年代のSFテイストでデザインされているとのこと。そのため本作エピソードIIIの中で微妙にテイストを70年代から80年代にシフトしなければならないのです。
例えば戦闘機の配色が単色からツートンカラー、ツートンカラーからトリカラーへの変化などが見られます。うちら世代的には80年代トリカラー=しょぼいイメージがありますが、70年代単色orツートンカラーはかえって新鮮なため、終盤から急に「セットがしょぼく」なるように感じるのかもしれません。
昨日も書いたけど、赤白青トリカラーのガンダムとかはなんかダサく感じるのは自分だけでしょうか。ガンダムMkIIとかニューガンダムとかNT1とか基本色が2色の機体はカッコイイんですが。
腹が赤いヤツとか顔が赤いヤツとかは本当に好きくない。