てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『姑獲鳥の夏』

姑獲鳥の夏』日映画

2005年。京極夏彦原作。実相寺昭雄監督。
次回作のために買い支えてあげないといけない映画。

でも、冒頭から「ちょっと無理」と感じたので、
早々に仮想第三者感情移入鑑賞モードに移行。

これは自身が編み出した「辛い時間を乗り過ごす108の方法」の一つで、
「全く他人になりきって映画を鑑賞する」方法です。

他人の視点から見ることで、自分ではイマイチな映画も意外と面白く観られるかも。
(例:『タイタニック』を隣に座ってる腐女子視点で見る。
  「あーん、レオ様が沈んでいっちゃう〜!(核涙)」)

ターゲットロック、前方に座ってる、白人男性へドットチェンジ!

(転送中)

ヤァ!僕マイケル。今日は『姑獲鳥の夏(Summer of the UBUME)』って映画を見に来たヨー。原作は読んだことないけど、とっても有名らしいのデース!ちょとネタバーレも含むけど、感想言っちゃいマース!

まず、とってもプリティな猫ちゃんがでてきますネー。ベリーかわいいデース。

でも、ウブメダンスシーンとか演出面はちょとチープすぎまセンカー?
キャストにお金かけて、映像を疎かにするのはジャパニーズの悪い癖デース。

京極堂サンの長ーいユイシキ論の説明は簡潔でわかりやすかたデース。
でも、関口クンが、死体を何故「都合の悪い情報」として知覚しなかった件について、説不足でサパーリワカリマセーン。

あと、久遠時医院の前で関口くんが墓場とか癲狂院とか言うのはナゼですか?不条理ギャグデスカ?そーですかそー理解シマス。

梗子サンが牧朗サンを刺した理由、内藤サンが自殺しようとした理由、涼子サンに久遠時の母の人格が発露した理由なども、説明不足で理解不能デース。

京極堂サンの言った「結界」って何のコトデスカー?

涼子サンの「あそびましょう」が全然エロくないので、関口クンが彼女に何をしたのかワカリマセーン。一緒にゴムとびでもして遊んだんデスカー?

ホルマリン漬けの無頭児がタクサンイマシタネー。
涼子サンもたくさん生んだものデスネー。

例の名台詞、クールなんですが何回も繰り返し言いすぎデース。ヨシモトのギャグよりクドいデース。ラストのアレ考えた人も死んでくだサーイ。

結論として、元々長かった脚本を無理矢理削ったりつなげたりして「でっちあげた」感が強い作品デース。ネームバリューに頼りきった駄目なジャパニーズ映画の典型デース。

(転送中)

そーかそーですかダメですか。
でも、この感情移入はあくまで自身の妄想ですので、意外と「ブラボー!」とか言ってるのかもしれませんよあの外人さん。

世間の評価がどうであれ、自分は原作ファンとして次回作も買い支えます。いや、本当に。まじで。
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