てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『セカンドライフ』イルミナティの陰謀

今朝の朝日新聞の朝刊の一面。
セカンドライフ』に関する記事のようなので、
ジャンプとウーロン茶とビッグカツと一緒に買ってきました。
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"仮想の街で「別の人生」"
"今、「ゴールドラッシュ」に沸く都市がある。"
"広さは東京23区の半分ほど。557万人がひしめき合う巨大都市だ。"

ウーロン茶吹きました。

テレビのニュース番組が釣られるのはまだしも、朝日までも釣られましたか。しかも一面トップで。「米海兵隊特殊部隊、アフガンで無抵抗の住民10人射殺」とか、もっと重要な(略)。

何より、ゴールドラッシュときましたか。557万人がひしめき合っていますか。今確認したところ、全サーバでだいたい2万人ぐらいがひしめき合っています。サバの読み方が韓国のゲームどころじゃないです。さすが朝日クオリティ。書いた人、プレイしたことないどころかアカウントすらとってないんだろうなあ。

でも、少なくとも一般には信頼性の高い朝日のようなメディアが、こんなヴァレヴァレの所謂「風説の流布」を請け負うこと自体に何かしらの陰謀を感じます。(あ、でもランディさんの作ったNagayaは本当にいい場所なので、嘘ばかりではないですよ。)以下、陰謀論になりますので、冗談半分でお読みください。

実際、どんな「風説」であれ、日頃ニュースやら新聞でここまで騒がれ出したら、少なくとも一般投資家は釣られてしまいます。株価は動いちゃうわけですよね。そうなると、ゲーム自体の面白さやビジネスの可能性といった価値以上に、現実世界のマネーゲームに利用できる価値、つまり「投資対象としての価値」が高くなってしまうわけです。

要するに『セカンドライフ』という"話題性のある"ゲームを国内で紹介。ゲームサービス自体の成功は最初からどうでもいい。とにかく虚実入り混じったプロモーションを行い、投資家達を釣る。株価上昇。ヒャッホイ。ばれる前に売り逃げ。という陰謀の構図が見えてくるわけです。

そう考えれば、これまで行われてきた『セカンドライフ』のプロモーションが「とても客を増やそうとしているようには思えない」という疑問も同時に解消できます。ゲームサービス自体の成功を考えるのあれば、本来対象とすべきなのは、元々プレイ可能な環境を保持している高スペックPCユーザーやゲーマー相手になるわけですが、そのへん全くスルーしてますから。

でも誰がこのプロモーションの仕掛人なんでしょう。電通も釣られてるようにしか見えないし。こういう時にユダヤとかフリーメイソンとかホリエモンのせいにすると便利ですね。

あと今日発売のジャンプの『こち亀』も『セカンドライフ』ネタ。正直やるとは思ってましたが、もうさすがにここまで附合するとイルミナティの陰謀に違いありません。