『ほんとにあった!呪いのビデオ 20』
一般視聴者から寄せられた、
とりあえずなんか変なのが映っちゃった映像を紹介するシリーズ。
例のごとくすくーるさんちで鑑賞会。
最近めっきり(15ぐらいから)当たりがないのに見続けているのは、
その1%の当たり映像を観たいが故で。
今回も映像はぜんぜん当たりではなかったものの、
その映像にまつわるお話が面白かったので好い。
自分と同じ自分がビデオに写った友人が自殺したとかね。
それドッペルゲンゲルじゃあないすか。
あとからYouTubeで「呪い」検索してみたところ、
本シリーズの当たり映像がいっぱいでてきた。
でも、映像だけ観てもそんなに面白くない。
やっぱり映像にまつわるお話を聞いた上で見るのが好い。
言葉によって非物理的な「穢れ」を生み出すことで、
はじめて「何でもない映像」が「呪いのビデオ」に変わるんで。
ということをより実感させられたのが、
もう一本観た『稲川淳二 恐怖の現場』という作品。
こちらはアイドル志望の若い女の子を樹海とか心霊スポットにおきざりにして、
稲川さんがトランシーバーで指示しながら、
霊の存在を検証する(というか女の子をいびる)ドキュメンタリー。
このおっさんがもう酷くて酷くて、
もう怖くて泣いてる女の子の後ろ指差して、
「うわぁ、そこで死んだ人がいる」とか真顔で言う。
江原さんとか言葉で人を救える人を白魔道士にたとえるなら、
稲川さんは生粋の黒魔道士なんだなあと。
あと、先日すくーるさんちから出たという例の「お札」を見せてもらう。
引越し後、掃除をしてたらたまたま押入れの奥から出たというソレ。
「出雲大社 龍蛇神札」って書いてあった。
龍蛇神は「出雲大社奉納 岩鞍座上蛇図縁起」にある文字どおり蛇の神様。
神在祭にて、一年間の穢れを海に流し清め、邪気を払う役割を担うそうな。
また蛇は主に水神として農業の神であると同時に、
伝染病流行の際に水で穢れを払い清めるご利益もありますね。
ということは、前に住んでいた方はきっとご病気かなにかを苦に…。
参考までにお札絡みのお話をいくつか貼っておきます…。
「魔除けのお札の体験談」
「お守り・お札の奉り方と供養の仕方」
「霊のしわざ」
「お払いの跡?」
「Oさんのお話」
「幽霊物件」
「隙間」
「自己責任」