『ほんとにあった!呪いのビデオ 21』
例のごとく、呪いのビデオ鑑賞会。
今回はすごい!すごいぞ!呪いのビデオ製作委員会!
ちゃんとやればできるんじゃないですか!
信じて観続けてよかった!
ありがとう!
「part11」「special4」「special5」以降は全くヒットに恵まれないながらも、我々が買い支えなくて誰が買う(買ってないけど)!とばかりに借り支え続けてはや数年余り。その努力と期待が漸く「part21」にして実を結んだ感じ。
もうヤラセとかフィクションとかそういう低次元の議論はもういい!
我々が望んでいるのはただひたすら「怖い映像」のみ!
トラウマになるような映像体験だけだ!
とりあえず今回収録のエピソードで好かったのは以下4つ。
・「駅のホーム」
えっと、毎日自分が乗降してる駅のホームであんなん出るのは厭。
あと、素直にこれはどうやって撮影したのか?と不思議。
ギミックだとしても駅員さんにどやされるって。
・「余命」
死んだ友達の生前に病室で撮った映像ってのがまず厭。
あと、映ってるアレがギリギリ人の形状を留めてるのが気持ち悪っ。
何より、一般的に知られている霊というものの形態描写と、
明らかにかけ離れた形態が存在する可能性への嫌悪。
「part11」収録の「不動産めぐり」に近い。
・「鏡の中」
これは単純に自身のトラウマの再現。
子供の頃、母方の実家の祖母の部屋にあった三面鏡が怖くて、
それがある部屋に入るのも厭だった。理由は全く思い出せないんだけど。
・「誘拐」
映像自体はすごくつまらないんですけれども。
幼女失踪事件をその地域の伝承である「神隠し」に結びつけようとする、
友達のお母さんの横溝マニアっぷりに吹いた。
てか、お母さん、これが横溝作品なら、
絶対あなたが犯人ですよ!
あと『邪魅の雫』は今日一日がかりで半分読みまんた。
もう頭の中の人物相関図がとんでもないことに。
ものすごい読みごたのあるご本んですよ。