てすかとりぽか

最近はポケモンのことを書く場所です。

『ストリートファイター4』 脳まで筋肉

ストリートファイター4


これの開発に関わってるお友達からいろいろ聞いてはいても口止めされてはいたんですが、ようやく出ました。でも、その友達いわく「あんまり期待しちゃいけない」そうです。今時びっくりするような格ゲーではないらしいので。でもムービー見る限り、既にワクテカ神がご光臨あそばされました。

ファンタシースターユニバース イルミナスの野望

フォース(魔法使い)>レンジャー(鉄砲ぶち)>ガンテクター(ガンカタ師)>ハンター(脳筋)>ファイガンナー(上位脳筋)と職を転々としています。でも、やっぱハンター楽しい。フォースとレンジャーのボタン押しゲーが嘘なくらいに楽しい。せめてコンボに目押し要素があれば尚更好いんだけど、とりあえず「ダブルセイバー」をぶん回しはじめた時点でようやく『PSO』熱が戻ってきた感があります。

なお、巷で話題沸騰中の「スライサー」ヒャッホイも体感しました。これはナイは。ナイナイ。不具合。高威力以前にあの良燃費が異常。ソロでも使いたくない。てか、あれ使ったら脳筋じゃない。あくまで他に手段がなくなった時用の保険として持ってます。シューティングゲームのボム的な。ボム使わない派だけど。

セカンドライフ

先日日記に書いた『Google vs セカンドライフ 3Dウェブ仮想社会の覇権争い』という本について、少し興味深い話がありました。

"『セカンドライフ』に見る「極楽浄土派」と「娑婆世界派」の愉快な対立"

アメリカで論議されている、「SNS」や「メタバース(仮想社会)」のユーザーが大きく2種類に分類されるというもの。ちょっと自分なりの解釈も含めて以下にその特徴を書いてみます。

「極楽浄土派」
ネットコミュニティを現実世界と切り離された「極楽浄土」、「別世界」とみなしている。自らのアイデンティティを現実世界と全く切り離している。アバター名は「仮名」または「ハンドルネーム」を使用。性別、性格も自由にカスタマイズ。ネカマ、ネナベに抵抗感がない。見た目は羽根が生えているなど幻想趣向的。ボイスチャットの利用に否定的。友人関係を現実世界に繋げることに「オフ会」という意識がある。「娑婆世界派」の人間に対し、現実世界の倫理感を「別世界」に持ち込む悪者と嫌っている。

「娑婆世界派」
ネットコミュニティを「現実を補完する単なる手段」、「道具」とみなしている。アバターは現実世界の自身の投影、分身そのもの。アバター名は「実名原理主義」。性別、性格も操作者自身ありのまま。ネカマ、ネナベに対し抵抗感を示す。見た目も操作者に可能な限り似せる。ボイスチャットの利用に肯定的。友人関係を現実世界に広げることに全く躊躇がない。「極楽浄土派」の人間を「遊び感覚」、「匿名の烏合の衆」と見下している。

オンラインゲームの場合そもそも「極楽浄土」を目的としてデザインされてますから、そこにRMT(リアルマネートレード)みたいな「娑婆世界」を持ち込むことは明確に悪とみなされるわけですが。『mixi』や『セカンドライフ』の様に「利用意図はユーザーまかせ」なものとなると、途端にこの二派の、文字通り「世界の覇権をかけた争い」がはじまるんですね。

例えば「セカンドライフ解放軍」とかいう「極極派」の連中が、企業SIMの中で爆弾テロを起こしたりするのも、「娑婆世界派」が現実世界の企業倫理を「我々の別世界」に持ち込むことを嫌っているかららしいです。

逆に「SL世界陸上」が「娑婆世界」の広告代理店からの圧力によって「SL大運動会」に改名させられたなんてのもありましたし。中国や韓国で「ネカマ禁止」とか「キャラクターメイキング前に写真証明が必要」なんてのも「極娑派」的な動きですね。

また、「極楽浄土」をデザインしたはずのオンラインゲームであっても、運営会社の業績不振を理由に、ある日突然「アイテム課金」を開始してユーザーから不評を買ってしまう例もあります。これも結局、「極楽浄土」に「娑婆世界」の企業倫理が持ち込まれた結果なんだと思いますよ。

この本では、この二派ともになかよくやってくような方法を考えようというのが今後の課題と結論づけてます。でも、個人的はそれは無理なんじゃね。どっちか駆逐されるまで全面戦争が続くんじゃね。ていうかその方が面白くねとか思います。